漏れにグルメを語らせろ! その14(再開♪)

え〜暫く間が空きましたが、こちらのシリーズ物『漏れにグルメを語らせろ!』を再開させて頂きます…。

11月8日に書いた『その13』からの続きになります…。

話の舞台は神奈川県は三浦半島三崎漁港にあるお食事処『成龍丸』…。

訪れた時期は10月の上旬…。
(もう一ヶ月前の話ですね…←自嘲)

>腕は良いし味も確かだけど接客は必ずしも得手ではない。

と評された店主が見せた意外な親切さにほだされて、漏れは店主が勧めてくれた『お刺身盛り合わせ』をこの日最初の注文にしたのでした…(以上『これまでのあらすじ』でした←笑)
















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それで出てきたのがこちらのお刺身!

イカとマグロについては過去の投稿で既に触れたのでここでは割愛して、この一皿の真打とも言うべきカマスについて触れていこう。

このカマスは店主の言を借りれば

>根に付いたカマス=潮流が緩くエサも豊富な環境でぬくぬくと育ったカマス。

というもので、更に店主の言を借りれば

>幻のカマス。

という事になります。

そんなん聞いていたので非常に楽しみで、まずはそのお姿(刺身の一片)をしげしげと眺める事から接触を開始した。

漏れは今までカマスを刺身として食べた事がなかったと思うので、それを見るのが珍しかったのだ。

で、その印象として

「ふう〜ん…カマスって白身魚なんだ…」

「ほう、皮が付いているのか!」

という感想を抱いた。

そしてその一片に山葵を軽く乗せ醤油に浸してパクッと…いく…。

まずは口内に広がる白身魚特有の柔らかな身…そして…良い意味での弾力が『このお刺身は新鮮である!』と豊かに物語ってくる…。

更に…アクセントとして加わる皮のコリッとした食感…湯引きしているのかしらん?

そして…全編を通じて確かに主張してくる脂の存在…。

はっきり言って旨かったです!

白身魚の刺身なのに濃厚な味わい…そして何より皮が旨い!!

これは後付けの知識なんですが、このカマスの様な『根に付いた魚』については『皮に旨味が凝縮している』って事で、敢えて皮を落とさず付けたままお刺身にするそうです。

これを食した当時の漏れはその事を知らなかったんですが、そんな知識がなくても皮の旨味はハッキリ分かり

「むう!皮が旨い!皮が!!」

と海原雄山ばりに唸って(笑)ひょいひょいと次々にその身を口内に投入し続けます。

さすがは『幻のカマス』…恐ろしい子…(『ガラスの仮面』か!)


















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かくして幻のカマス…恐ろしい子(笑)…を大変美味しく頂きました!

『美味しく頂きました♪』って感じの完食した皿の写真を撮っておくべきだったな…(プチ後悔…)

で、『幻のカマス』をメインとするこの一皿を頂いた後、次なる注文を指して再びメニューに目を落としたのです…。



















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「既に『ワンクッション』たる『お刺身盛り合わせ』を漏れ達は終えた…」

「じゃあ…いよいよ『このお店の本懐』たるキンメいくか…」

と思ったんですが、このメニューにある『松輪サバ』に強烈に惹かれるものがありました…。

この『松輪サバ』ってのは

『酢で締めず生のお刺身として食べられる珍しいサバ』

として名高いそうで、ネット上での評価も高くこのお店(成龍丸)で実食して

「旨い!」

と叫ぶ人も多かったのです(by 食べログ←笑)

そこで店主に声を掛け

「松輪サバを…」

と言ってみたところ

「松輪サバは最近揚がらないんですよ…」

「すみません…」

とおっしゃる…。

ちょっとがっかりしたけど

「『あ〜それ今日ないんですよ〜』って言われるのも『海辺の街に来たればこそ』…」

「そういうのを含めての『グルメ旅の醍醐味』だ…そもそも海辺に来なければ『注文すらできなかった』のだから…」

という変な満足感に浸って(笑)

「じゃあ…いよいよガチでキンメいくか?」

と呟いた…。


















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そこで再び店主に声を掛け

「折角成龍丸さんに来たんだから、やっぱキンメを食べないって手はないですよね?」

「そこでキンメを注文したいんですが…やっぱキンメっていったら『煮付け』ですかね?」

と話し掛けた。

>成龍丸さんのキンメの煮付け絶品!

という評価を事前に見ていたのだ!(食べログで←笑)

が、しかし…意外な事に店主は小さく首を振り

「『キンメの煮付け』はやってないんですよ…」

「あれは結局『タレの味』ですから…鮮度が落ちた時の調理方なんですよ…だから…やってないですね…」

とおっしゃる…。

「そんなバカな!」

「事前情報(食べログ←笑)には確かに『キンメの煮付けが旨い!』『三浦大根との取り合わせが絶品♪』って載っていたのに…」

と訝しく思ったんですが、次の瞬間、漏れは突然ある事に気付いたんだ…。

それは…

「ひょっとして…成龍丸でキンメの煮付けをやっているのは『三浦大根との取り合わせができる冬場だけ』なのではないか?」

という事…。

『三浦大根』ってのはその名の通り『三浦半島でのみ産する大根』の事…。

かなり大振りな大根だが中々繊細な味わいで、キンメの煮付けと一緒に出てくるこの大根の煮付けは

>ビックリする程色が黒い!

>でも…見た目程味が濃い訳ではなくとても旨い♪

との評価を受けている…(食べログで←笑)

ただ…上にも書いたけど、その旬は『冬』なんだ…。

だから…成龍丸の店主はこの大根の旬たる冬場のみキンメの煮付けをやる…(三浦大根がキンメの煮付けと合うから)…しかし…そのシーズン以外はキンメの煮付けはやらない…(三浦大根がないから…)

そういう事なのではあるまいか…。
















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>成龍丸の店主はこの大根の旬たる冬場のみキンメの煮付けをやる…(三浦大根がキンメの煮付けと合うから)

>そのシーズン以外はキンメの煮付けはやらない…(三浦大根がないから…)

上の想像(妄想←笑)が正しいか否かは定かではないが、漏れはそう取り我慢できなくなったんだ…。

『我慢できなくなった』ってのは

「何でキンメの煮付けやってないんだよ!」

って事ではなく

「キンメの煮付けがないなら…もう一足飛びにアレいくしかねぇ…」

って事だったんだけど、とにかく漏れはもう我慢できなくなっていたんだ…。

そこで漏れは眦を決して、成龍丸の店主に向って

「それじゃあ御主人アレ下さい!」

「成龍丸さん自慢の逸品『キンメの冷しゃぶ』を下さい!!」

と注文した…。

次回遂に真打登場…。

乞う諸君…ご期待あれ…。

因みに…

















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ここまで書いてきた様なやり取りを成龍丸の店主と交わしてきたんだけど、その間(かん)店主はずっと小声でねぇ…。

上の図にある『漏れの席』からだとカウンター内にいる店主の声が中々聞き取れないんだ…ギリギリ聞こえるか聞こえないかっていうレベル…。

そこで漏れは席から立ち上がり図にある『漏れ』の位置に移動してカウンターに手ぇ〜ついて立って店主と話してたんだけど、真打『キンメの冷しゃぶ』を注文して店主が調理に入ったの期に『漏れの席』に戻ってみると…トイメンに座っている『知人』が…失笑寸前…。

『店主の小声っ振りがおかしくて仕方なかった』そうな…。

『カウンターに歩み寄って必死に店主の言葉に聞き耳たてる漏れの姿が滑稽に見えてしょうがなかった』そうな…。

口元をヒクヒクさせて笑いを堪えている知人の姿を見て、漏れは

「実際に笑わないでくれて本当によかった…」

「もし笑ってたら店主だって気を悪くされて、折角の良い雰囲気が台無しになってたかもしれないからな…」

とホッと胸を撫で下ろしたのでありました…。










続く…。
by shousei0000 | 2013-11-13 19:34 | 食事 | Trackback | Comments(1)
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Commented by kurukuru-chorogi at 2013-11-14 01:01
秋にも冬にも美味しい物が沢山有りますね
(^q^)


カマス=恐ろしい子=北島マヤ
(*^艸^)ぷぷぷぷ────っ


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