漏れがアスパラの国を去る時がやってきた…。
遂にやってきてしまった…。
東京への新幹線入線…。
ダメだ…帰りたくない…。
いや…帰ろう…東京へ…。
アスパラの国での日々は何もかも楽しく興味深く考えさせられる事ばかりだったけど、所詮ここでの漏れの立場は『応援さん』…(『応援さん』=『応援職員』の当地での呼称)
真摯に働き利用者と楽しく接しボードウォークで独自に被災地巡りをしたりしたけど、結局のところ漏れは『外来者』に過ぎない…。
この地の人達の苦しみや哀しみや喜びを本当の意味で共有する事はできない…。
漏れがそれをすべきは『東京で』だ…。
東京に帰って我が施設に戻って、そこに暮らす利用者と働く職員の中で日々の生活を楽しくしたりより良い介護を目指したりしなくてはならない…。
アスパラの国での日々は決して忘れないけど、今は『一夜の夢』と思って『現実』に還ろう…。
定刻!進発!!
さらばアスパラの国!!!
全てに有難うアスパラの国!
いつかきっとまた何かの折に再訪するからなぁー!!!
アスパラシリーズ……完!
(でも…また帰ってから『かの地での思い出を濃厚に綴る大長編シリーズ』が続くんだけどね←締め笑い)