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グランドフィナーレ!(もう少しで終わります!いや、マジで!!←汗)

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俺の名はマヂス…『旅の傭兵』を生業にしている者…。



レベルは…レベルはよく分からぬ…この旅を始めた時は『レベル12』であったが今はどうなのか…。
(無粋を承知で但し書きします…これから書く話は『その後の物語』…全能者の手によりマヂスの超常の力や記憶が封印され、世界の人々の中からも『マヂスがクラーケンを討伐した記憶』が消され別の記憶に改竄された…そうした『調整者マヂスなき後の物語』をしばし書かせてもらいます…)

俺はサヤマ氏族国の首領サヤマ4世に『タラ川以南の暗黒地帯の捜索』を命じられた…。

遥か西南の地サジマに突如現れベイラントを席巻した蛸型の魔物クラーケン…その脅威がいよいよタラ川を越える事が現実味を帯びるに至り、サヤマ4世は『クラーケンとの戦い』を決意する…。

しかし…サジマはあまりに遠くその地理は我等サイターマの民には不案内…タラ川以南の地を我等が『暗黒地帯』と呼ぶ所以…。

そこで『旅の傭兵』として各地を旅した経験を持つ俺に『暗黒地帯の地理的状況の調査とサジマへのルートの捜索』が命じられたのだった…(ここまでは『正史』通りのストーリー…)

俺は愛馬アクアを駆り『スタンドリバー』を経てタラ川に至り『ピノ橋』から『暗黒地帯』に入った…。
(『正史』から逸れました…『タラ川河畔でクラーケンにバシルーラされた記憶』が残っていてはまずいと全能者が判断したのでしょう…)

サジマを指して暗黒地帯を征く中、俺は早速『魔物』に遭遇する…初めて見るおぞましい姿に俺は軽く慄く…。

しかし…俺とても『旅の傭兵』…いかに魔物とはいえ『クラーケン軍の雑兵』なぞに遅れはとらぬ…俺は魔物を打ち払いながら暗黒地帯を南下した…。

そしてどこまで行った時だったか…俺の前に『強敵』が現れた…。

それまでの魔物とは比べものにならないスケールと攻撃力…しかも複数で俺を取り囲み攻めてくる…。

俺は必死に剣を振るったが所詮は多勢に無勢…防戦一方になった状況の中、魔物が放った一撃に兜を破られ俺の意識が遠のく…。

そこで『背後にあった川』に落ちたのが命の分け目だった…あの時川に落ちなければ俺は魔物達に嬲り殺されていただろう…。

川に落ち流された後の記憶は俺にはない…意識が戻った時、俺は『何処かの農家の家屋』に寝かされていた…。

農家の主人の話では俺は川岸に打ち上げられていたらしい…深手を負って半死半生だった俺を見かねて主人が自分の家に担ぎ込んでくれたのだという…。

「いや〜酷いお怪我でしたよ!あっしもかかあも『これはもうダメかも分からんね』って思いましたもん」

「でも…『今夜が峠だな…』と思ったその夜『不思議な光』が貴方の寝る部屋に差し込んできましてね…驚きましたよ…『夜なのに光!?』って…」

「そしたら貴方の容体がグッとよくなりましてね…『これは…光の女神フレアのご加護か!?』とかかあと二人でお祈りなんか致しまして…」

「貴方の属性は『光』なんじゃないですか?傭兵さん」

後に主人はそんな風に俺に語った…。

「俺の属性が『光』!?そんな筈はない…」

「俺はしがない旅の傭兵…『小昏い所業』も一杯してきた…『光』なんて代物は俺からは対極な存在…」

「でも…何でなんだろう…『光の女神フレア』というのは俺には縁もゆかりもない神なのに何故か慕わしいものを感じる…不思議だ…」

と返す俺に主人は得たりとばかりに

「だからぁー!貴方の属性は『光』なんですよ!」

「これからは『光の戦士』なんて名乗ったらどうですか?傭兵さん♪」

と言う…。

『光の戦士』…これもまたどこかで聞いたような名…。
(マヂスの記憶の奥底に『正史の記憶』がうっすらと残っているんですね…だから『フレア』や『光の戦士』という言葉に反応してしまうんですね…)

負傷癒えた俺はサヤマ氏族国に帰る事にした。

本当は捜索を再開しようとしたのだが、そこに何と『クラーケン討伐される!』という驚くべき報が入ったのだ!

何でも『サヤマ氏族国から派遣された勇者』なるものがクラーケンを打倒したらしい…彼は既に凱旋の途に就きサヤマ氏族国に向かったそうな…。

「じゃあ…帰るかなサヤマ氏族国に…クラーケンが倒された今となっては『暗黒地帯の捜索』を続けても意味ないし…」

「それにしても…『サヤマ氏族国から派遣された勇者』とは一体何者…そんな超戦士がサヤマ氏族国にいたとは初耳…俺が知る者なのか…」

「サヤマ氏族国に帰れば会えるかなその『勇者』に…」

俺はそんな事を思いサヤマ氏族国に帰る事にした。

金目の物は殆ど持っていなかったので、俺は自分が付けていた武具や防具を村のよろずやで売り、代わりに『軽装の武道着』を購入し、その残った金を俺を助けてくれた主人に差し出しせめてもの礼にしたのだった…(上の写真でマヂスの服装が『正史』の時と違うのはそんな理由からなのでした…まあ『先日フェルーカで職場に行った時の写真』な←笑)









































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そして…俺はサヤマ氏族国に戻ってきた!

城(この『8月9日 埼玉県知事選』の写真使うのもこれが最後なんだろうな…別に寂しくはないけど…←笑)に行きサヤマ4世に謁見を求めるとすぐに通された。

「マヂス!そなたは今までどこでどうしてたのじゃ!心配したぞ!!」

とサヤマ4世は言ってくれ、俺は『帰ってきたんだなぁ…』としみじみと思ったのだった…。















続く…。
(本当にもうすぐ…本当にもうすぐ終わります…夜勤いてきま〜す…)

by shousei0000 | 2017-12-18 14:25 | ロードバイクあれこれ


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