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ロード トゥ ロードバイク! その10

・・・かの『運命の黙示録を読んだ日』の事を、小生は決して忘れない・・・。これからどれ程歳をとっても、様々な変転が小生の身に降りかかる事があるとしても、小生に興奮と感動をもたらしたその日の事を、決して忘れる事はないであろう・・・。認知症のお年寄りが、それでも昔諳んじた思い出の歌の歌詞だけは忘れない様に、小生も人生の最終章に至るその日まで、この運命の日付だけは絶対に忘れる事はないであろう・・・。

という訳で、忘れもしない平成19年10月の・・・10月の・・・・10月の・・・・・10月の・・・・・・
ええっと10月の何日だったっけなぁ~?(忘れてるじゃん!)
とにかく平成19年10月のとある日の事、小生はいつもの様に自転車絡みのサイトを巡回しておりました。そしてこれまたいつもの通り、S氏(小生がクロスバイクを買った店の店長さんですよ!忘れてませんよね?)ショップのホームページに辿り着いた。この時期、つまり毎年10月頃というのは各自転車ブランドが新車、新製品の発表を行う時期であり、自転車屋さんであるS氏は当然これら新車発表会に日参されていた。そしてその内容を自店ホームページ内にある自身のブログにアップされていた。

「自宅に居ながらにして、業界人しか知り得ない最新の自転車事情を見る事が出来るなんて・・・」

「全く便利な時代になったもんだよなぁ~♪」

そんな風に独語しながら(あんた・・・そんなにいつもいつもPCに向かって独語してるんかい!
←ええそうですけど、それが何か?普通の事でしょ?←普通の人はそういう事はしねえんだよッ!)小生はS氏ホームページブログをほぼ毎日閲覧していたのだが、この日の記述を目にした時ちょっとドキッとした。そこにはこんな内容が書かれていたのである。


>私も大好きなスペインの‘オルベア’、来年もその美しさは健在です。


>初めてのロードレーサーとしてオススメな‘アクア’も、今までの‘カンパニョロ仕様’から‘105’へ仕様変更。152250~207900円。


一見何の変哲もない新車情報に過ぎないのだが、小生にとってだけはその中に貴重な情報が満ち溢れていた。それがどういう事なのか紐解いていくと、まず私も大好きというくだりが
『貴重情報 その1』である。S氏についてはこれまでも様々述べてきたが、そしてブログのネタとしてちょっと面白おかしく書いてしまったが(すみません・・・)実際のS氏は確かな技術と知識を有する、信頼に値する自転車屋さんである。そんなS氏が私も大好きと明言されているのである!S氏が特定のブランドにここまでな好意を表明するのを、小生はそれまで見た事がなかった。つまりこのオルベアというブランドは、きっとそれだけの価値があるものなのだ!!

続けて『貴重情報 その2』に移るが、それはスペインのというくだりである!小生とスペインといったらこれまでの人生の中でほぼ何の関係もなく、まあ数年前に付き合っていた彼女クリスマスのディナーにスペイン料理を食べた事位しか思い当たらないが(何じゃそりゃ~ッ!)考えてみればスペイン製のロードバイクなんて、中々にお洒落な存在である。敢えてイタリア製のロードバイクでなく(今では世界各国で優秀なロードバイクが生産されてると知っているけど、どうしても四半世紀前の呪縛から逃れられないんですよね←この浦島太郎がッ!!)スペイン製のロードバイクを選ぶなんてちょっとセンスの良い人みたいじゃないですかぁ~?う~ん・・・これは貴重な情報ですぞぉ~♪(ど・こ・が・だ~ッ!!!)

『貴重情報 その3』ですが、それは美しさという記載である。この頃小生は自分がロードバイクを購入する場合、そのフレームはアルミになるであろうと思っていた。そりゃ~噂のカーボンバイクって奴に乗ってみたくはあるが、またカーボンバイクって奴はとってもとっても軽いんであろうが
小生のお財布だって、とってもとっても軽いのである・・・。
だからカーボンバイクはとてもではないが無理なのである・・・。そこでアルミバイクを物色し実車なんかも見に行ってたんだけど、アルミバイクって奴はどうにもこうにも、フレームの接合部が美しくない!何つーかモグラが掘った穴の地上部分みたいにモコモコした盛り上がりをみせてて、それがどうにも好きになれなかったのである。このくだりは文章では分かりにくいと思うので、画像を以ってお伝えしよう。












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これは我が愛車ソーセージ号のトップチューブ接合部の画像である。後ろにぼんやりとアクアも写ってますね~♪(アクアの方をもっとよく見せろッ!)まあソーセージ号はクロモリ車でありアルミバイクではないんだけど、そして日直商会が恐らくはそれなりな思い入れを込めて作ってるクロスバイクなんだけど、それですらこれだけモコモコしてますからねえ・・・。本当、結構な値段がするアルミバイクだって、接合部が物凄~くモコモコしてる奴が多いのである!折角高い金出して購入するのに、そんなモコモコしてるのなんか欲しくない!

昔は・・・昔の自転車はこんなんじゃなかった・・・(ま~た浦島太郎話をするつもりだな←嘲笑)昔の自転車、つまりそれは四半世紀前のクロモリ車の事なんだけど(やっぱり始めやがった←嘲笑2)接合部は『ラグ』と呼ばれるパーツで彩られており、それは美術品とでもいうか工芸品とでもいうかの美しさを有していた。














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東叡社のホームページから拝借しました。美しいですね~♪















また重量増を嫌う人の為にはラグを使わない『ラグレス』という手法も用いられていたのだが、それでもその接合部は滑らかな美しさを保っていた。















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これまた東叡社様から拝借しました。本当美しいですよね~♪















そう・・・かつてサイクリング用の自転車とはこんなにも美しかったのである・・・。それが何故今のアルミバイクはこんなにモコモコしてるのか!それでいいのか?アルミバイク~ッ!!!

















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再び晒し者にされるソーセージ号・・・アルミバイクじゃないのに・・・。

















そんな訳で、小生はアルミバイクの接合部がモコモコしてるのには我慢ならなかった。どうせ買うなら、四半世紀前の自転車の様な美しい物がいいと思っていた。そこにきてS氏ブログには
美しさという記載がみられた!こっ、これは期待していいんじゃありませんか~?

そして『貴重情報 その4』であるが、それは実も蓋もない話だが価格についての記載である。『初めてのロードレーサーとしてオススメな‘アクア’』というのは小生にとってまさにドンピシャなモデルなのだが、それがたった152250円で手に入るのか?まあS氏の記載には『152250~207900円』と幅を持たせた表示がされているので『152250円』の奴はかなりチープなモデルである懸念は残るが、それにしたってS氏が大好きスペイン美しさ溢れるロードバイクが152250円で手に入るとしたら、それはかなり良い話であり、検討してみる価値はあろのではないか?そして何よりこの価格ならわざわざ2年後を待つ事もなく、今すぐにだって買える価格帯である(冬のボーナスでね←笑)

こうして小生はそれまで聞きた事もなかったオルベア社に興味も持ち、その実態の調査に入ったのでありました(ネットでね そして独語しながらね←笑←笑えません!)





続く
by shousei0000 | 2008-04-28 07:46 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク! その9

さてさて前回長々(いつもの事!)綴った通り、小生の『次なる一台』への関心はスポルティーフからロードバイクへと変遷を遂げた。これが平成19年夏頃のお話である。
しかしくどい様だが(それもいつもの事!)小生はこの時点では『次なる一台』の購入はどう早くても2年後と考えていたので、その対象がより具体的になりはしたものの、まったりと自転車サイトを巡回するだけの日々には特に変わりはなかったのである。

ええっと突然本格的な事を口にしますが、まあ『口にします』とか言ってて実際には『書いてる』のですが(笑)ほんでもってちょっと文体なんかも変わっちゃうんですが(そ・ん・な・の・ど・う・で・も・い・い・か・ら は・や・く・は・な・し・を・す・す・め・ろ~ッ!!!)人が何かを購入する時、そこには愛が発生していると思います。特定のブランドや特定の商品に強烈に惹かれる気持ちこそが、それを購入する原動力になると思うのです。逆にいうとそういう気持ちがないうち、つまり

「うお~ッ!このブランド大好きだ~ッ!!」

という熱い気持ちや

「ああ・・・この○○って商品、堪らないなぁ・・・」

という切ない位の想いに至らないうちは、人は物を買わないと思うのです。そしてこの時の小生がまさにその状態にありました。特定の商品どころか、特定のブランドへの憧憬すらなかったのです。
クロスバイクであるソーセージ号購入をきっかけに自転車への興味を復活させた小生は、まずジャイアントやらルイガノやらスペシャライズドといったブランド名を耳にする事となった(『です・ます調』は
終了しますね~←一々断る必要あるんかい!)四半世紀前の小生のサイクリスト時代には影も形もなかった、いや、小生が知らなかっただけで実は当時も存在はしてたのかもしれないが、少なくとも日本のサイクルシーンには全く関わりがなかったこれらブランドの隆盛振りには

「う~ん・・・時代は変わったんだなぁ・・・」

「特にこのジャイアントって・・・まさか台湾の企業が『世界最大の自転車ブランド』と呼ばれる日が来るなんてなあ・・・」

と唸らざるを得なかった。
しかしロードバイクといえば何といってもヨーロッパ!という時代にサイクリストとして生(せい)を受けた小生としては、これら台湾やらカナダやらアメリカやらといったブランドにはいまひとつ親しみが持てず、従ってロードバイクに興味を持つ様になった時にも、これらブランドの物を買おうとは思わなかった(クロスバイクにのみ興味が限定されてた時分には、これらブランド結構好きだったんですけどね←笑))因みに小生の時代には『ロードバイク』という言い方はせず『ロードレーサー』って呼んでたんだけど、この呼称の変更も結構違和感あったなぁ~(笑)あとね、自転車を『バイク』と呼ぶ様になってた事にも、かなりの違和感を感じましたね~(うざい・・・いつまで浦島太郎っ振りを披露し続けるつもりなんだッ!←怒)

ええっと、話がそれちゃったもんで戻しますが、とにかくそうした新参自転車ブランド(小生にとってだけ←笑)には興味が持てなかった小生だったが、それでは古参ブランド、それはつまり小生の時代に幅を効かせていたヨーロッパブランド(つーかまあイタリアなんですけど←笑)についてはどうだったかというと、かつて憧れをもって見ていたチネリやらデローザやらコルナゴといったブランドについては、当時のイメージからとってもお高い自転車という認識があり、自分に買える物とは思わなかった。つまりこれらも購入の対象にはならなかった。因みに後日、今ではこれらブランドにも廉価版のエントリーモデルがあるのを知り、時代が変わってしまった事をまたまたまざまざと思い知らされたのでありました・・・(ま~た浦島太郎かい!←嘲笑)

そんなこんなでロードバイクに興味を持ちながら中々購入対象を絞れずにいた小生だったが、この時期ちょっとだけマジに興味を持ったブランドがあるにはあった。
それはかのお洒落自転車ブランドであるビアンキである。ビアンキについても
前記イタリア系ブランドと同じく四半世紀前の記憶からお高い自転車という認識があったのだが、それにしては妙に最近(当時ね)街中で見かける様になった事に不審を感じた小生が色々調べてみたところ、ビアンキが今では様々な価格帯の自転車を製造販売する『人口に膾炙した』ブランドになっている事が判明した。しかも『チェレステカラーが人気のお洒落ブランド』と認識されているともいうではないか!このチェレステについては、かつて小生もご多分に漏れず憧れたくちで、まあ当時はチェレステという言い方は知らずビアンキ色なんて呼んでいたのだが(笑)とにかく上記の様なブランドとしての変質を知りかつての憧れを再燃させた小生は、かなりの興味をビアンキに感じる事となった。

「へっへっへ~♪」

「まさかこの小生が、かのビアンキ色のビアンキに乗る事になんてね~♪」

などと独語しながら(相変わらずあぶねえな!)ビアンキオーナーになる妄想にふけった小生だったが、ビアンキと小生の蜜月時代はあまり長くは続かなかった。その理由はまあ勝手なものではあるのだが

「ちょっと有名になり過ぎちゃったかな・・・ビアンキ・・・」

というものであった。確かにかつて憧れたビアンキ色(小生はこの言い方にこだわりまっせ!)が人口に膾炙したのは嬉しい事だが、これ程街中で頻繁に見かける様になっては、しかもママチャリみたいなモデルまでビアンキのカラーとロゴをしょって走る様になっては、勝手な言い草とは分かっているのだが些か興ざめな感を抱かざるを得ない・・・。なんつ~かなぁ・・・

昔憧れたクラス一可愛かった女の子が、その後身持ちを崩して遊女になった・・・。

とでもいうか(ビアンキオーナーの皆さんスミマセン・・・)

インディーズ時代から応援してたバンドが、メジャーデビューを果たした途端、ポップでコマーシャルな曲を作る様になってしまった・・・。

とでもいうか・・・(ビアンキオーナーの皆さん!重ね重ねスミマセン・・・)
そんな想いを抱かずにはいられなかったのだ・・・。

かくして小生とビアンキの短かすぎた蜜月時代は終わり、小生は再び独り身となった。
(おっ!離婚したみたいな表現~♪←あんた結婚もまだなんだろ!)
ロードバイクに興味を持ちはしたものの憧れのブランドも特定の商品もなく、尚且つ実際に購入するのは2年後と目していた小生は、きっとこの時期まだまだ本気でロードバイクを欲してなかったのだと思う。しかしそんな小生にも『運命の黙示録を読む時』が遂に訪れた!小生とロードバイクの物語は、ここから急転直下な展開を見せ始めるのである!!





長くなってきたので一旦切ります(つまり『続く』訳ね・・・)
by shousei0000 | 2008-04-26 21:58 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク! その8

さてさて前回の末尾でも触れた通り、S氏の指摘でクロスバイク一台で何でも出来る訳ではないと理解した小生は、ドロップ化を含めてソーセージ号の改造をやめ『次なる一台』の模索に入った・・・と言いたいところだが、実はまだそこまでの気持ちはなかった(どっちだ~ッ!)
何しろ薄給の身でありながら浪費家でもある小生の事・・・いきなり『次なる一台』を買うなど
とてもではないが出来ない相談であり、実際にそれを購入するのは、まあどう早くても2年後位ではないかと考えていた程度だったのである。

ただそれでも『次なる一台』を意識し始めた事で、ネットの見方なんかは変わってきた。
それまでは漠然と自転車絡みのネットを巡回しては

「あ~良いな~この自転車」

「こんなの乗ってみたいな~」

な~んて呟いていただけだったが、今度は本当にそれに乗る事になるのかもしれないのだから
(例えそれが2年後ではあっても←笑)見る眼も自然と真剣になってくる。またそれまではクロスバイクのオーナーとしてそっち系のサイトばかり回っていたのだが、それからは幅広く様々なサイトを見る様になった。『次なる一台』がクロスバイクになる事があり得ない以上(だってクロスバイクを2台持っててもしょうがないじゃん←笑)幅広く自転車を見る必要があると考える様になったのである。

そんな模索を続けていった結果、ひとつの想いがぼんやりとではあるが脳裏に浮かんできた。
それは『スポルティーフっていいな♪』という気持ちであった。
四半世紀前には

「あんな軽装じゃ『旅』は出来ない!」

と切り捨てててしまった(そしてランドナーオーナーとなった←笑)スポルティーフだったが、当時と今では事情が違うし、趣向も色々変わってきた。
昔に比べれば体力も随分落ちたし(四十路ですから・・・)一応仕事なんかもしてる訳だから、かつて望んだ『野宿を重ねて一週間近く旅をする』というのは、そうそう滅多にやれそうもない・・・。
つーか今更野宿なんかしたかね~や(笑)←趣向変わり過ぎだろッ!

そんな大人の事情から(どこがだ~ッ!)重装備可能ではあるがその分鈍重ともいえるランドナーは選択肢から消えていき、新たにスポルティーフが台頭する事になったのである。
この辺の論理、しっかりしてるよな~♪(だ・か・ら!どこがだ~ッ!!)

こんな流れで平成19年春頃から夏にかけて、小生はスポルティーフ熱にうなされる事になった(笑)各種サイトで見たスポルティーフ画像群にはラグ付きクロモリのホリゾンタルフレーム、シャキシャキと軽く走りそうな700×28Cの足回り、そして眩く輝くおフランス製のクラシックパーツが溢れており、四半世紀前のサイクリストである小生などにとっては、ある種堪らないものがあった。

「こんな可憐で美々しいスポルティーフに、これまた懐かしの帆布製フロントバックを付けて旅したら最高だろうなぁ~♪」

「何か旅路の途中で四半世紀前にタイムスリップとかしちゃって、あの頃の自分に会っちゃったりしそうだよ♪」

などと訳のわからない独り言を呟きながら(あぶねえな!)サイト巡りに勤しんでいたのだが、一時の狂騒的な興奮状態がやや醒めてくると、今度は妙な不安が高まってきた。それはどういう事かというと、スポルティーフは確かに素晴らしい自転車ジャンルには違いないが、その根幹を成すのはクロモリフレーム、クラシックパーツという、昔のままの物である。勿論それが懐かしさにつながり長所にもなっている訳だが、折角これ程自転車が進化しているというのに、その最新技術を味あわなくていいのだろうか?懐かしさだけで『次なる一台』を決めてしまって、本当にそれでいいのだろうか・・・?

例えば最新鋭中の最新鋭であるカーボンのフレーム・・・軽さとしなやかさが融合した素晴らしい素材であると聞く・・・。

もういっこ下のクラスにはなるが、アルミだって小生のサイクリスト時代には影も形もなかった素材であり、その『硬いがレスポンスは抜群!』という定評には興味がある・・・。

コンポーネントについても(これも小生の時代にはなかった表現だ←笑)例えばシマノについてはデュラエースとデオーレ以外は初めて聞く名前ばかりだが(小生のサイクリスト元年にデオーレがデビューした←笑)かつての変速性能に比べて何か大きな違いがあるのだろうか・・・?

同じくコンポーネントについて・・・これまたかつてに比べて信じられない位身近な存在になってるらしいカンパニョロのコンポについても、もし本当にそんなに身近に(つーか安く←笑)なってるというなら、やはり一度はカンパで組んだ自転車にも乗ってみたい・・・(かつて見得張って、チェンジレバーだけカンパにしちゃった事がありましたよ←笑)

そしてスポルティーフでは敢えて使わないというSTIについても、そんな手元で全てをコントロール出来る便利な物というなら、これもやはり一度は自分の愛車に装備してみたい・・・って、STIってのはシマノについてだけの呼称で、カンパでは同種の機材をエルゴパワーって言うって?うお~ッ!訳分から~ん!!(訳分からんのはお前の方だッ!!)

まあそんな具合に自転車界に於ける浦島太郎状態(笑)にあった小生は、過去を懐かしむ気持ちと現在(いま)を生きようとする気持ちの間で揺れ動いていた。こうなると一時は『これで決まり!』と思っていたスポルティーフについても、何だか微妙な気持ちになってきた。そういう視点でスポルティーフのサイトを眺めてみると、熱狂していた時には気にも止めなかった記述が今度は妙に気になってくる・・・。それはどういうものかというと、懐かしのスポルティーフと新鋭のロードバイクを併せ所持する方々の発言で、その方々はしきりにスポルティーフの事を

「鉄自転車!」

とか

「重い!」

とか表現するのだ・・・。勿論これら表現は愛情の裏返しであり

「(鉄自転車だけど)大好き!」

とか

「(重いけど)マイルドな乗り心地最高~♪」

といった具合に続くのであるが、それはシャキシャキと動く軽い新鋭のロードバイクも所持する彼等だから言える事。2台の自転車なんか同時購入する事のできない、つーかその時点では1台の自転車ですら購入までに2年はかかると見越していた小生にとって、もしもその『渾身の1台!』ともいうべきスポルティーフが『重い・・・』と感じられてしまったとしたら、それはもう大悲劇中の大悲劇である!(大袈裟だッ!)多分小生、ショックで髪の毛が真っ白になっちゃいますよ・・・(おっ!浦島太郎つながり!うまいっ!!←どこがだ~ッ!!)

しかもよくよく考えてみれば、スポルティーフの根幹であり長所でもあるクロモリフレームと700×28Cの足回りというのは、現在所持しているソーセージ号だって同じ組み合わせである。そりゃ~高価なスポルティーフと安価なクロスバイクを俄かに同列には論じられないが、それでもクロモリはクロモリであり、700×28Cタイヤは700×28Cタイヤである。もし・・・もしもですよ・・・万が一にもスポルティーフとソーセージ号の乗り心地が大差なかったとしたら・・・そこまでは言い過ぎとしても結構かぶっちゃってたりなんかしたら・・・。多分小生、ショックで髪の毛が真っ白になっちゃいますよ・・・(おっ!またまた浦島太郎つながり~♪←同じネタを2回も使うな~ッ!!)

そんな具合に考えは推移していき、やがてスポルティーフへの情熱は萎んで消えていった・・・。そして小生の気持ちは『最新鋭で』『軽くて』『きらびやかで』『格好良い』ロードバイクへ傾いていくのである・・・(ん?『きらびやか』とか『格好良い』とかって、この文章のどこにも出てこなかったよな?関係ないじゃん!←まあいいじゃありませんか!小生だって『きらびやかで』『格好良い』物には、人並みに憧れますよぉ~♪←何じゃそりゃ~ッ!それじゃ~
ただの派手好きのおっさんじゃんか!自転車関係ね~ッ!!!←大激怒)





続く(この投稿は一回全部消えちゃいまして、再度打ち直したものなんです・・・お休み一日消えちゃいました・・・←おっ!『投稿が消えた』のと『お休みが消えた(無駄になった)』のがかかってるじゃん!本当、毎度毎度うまいよなぁ~♪←う・ざ・い・や・め・ろ~ッ!!←嚇怒)
by shousei0000 | 2008-04-24 02:23 | アクア購入の軌跡

閑話休題

何か妙~にソーセージ号の画像を紹介したくなったので(朝6時から写真撮りまくりました←笑)
今回の更新は『閑話休題』と称し、画像中心にお届けします。
まあたまにはこんなのも良いでしょう(いつもそうしろッ!文章ばっかで、しかも超~長いのは辛いんだよッ!!)

まずは斜め前からのショットをば。前々回載せたネットからの画像も添付しておくので
『使用前→使用後』って感じでご覧下さい(本当は横に2枚並べれば比較しやすいんだけど、どうやってやるか分からない・・・)
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ヨーロピアーンな雰囲気が増したの分かります?










んでもって真横からの画像をば。これも二枚並べます。

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肉屋のオヤジが眺めたのはこのアングルでした(笑)










肉屋のオヤジときたら、忘れちゃいけないのがブルックス(笑)てな訳で何枚か・・・。

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くどいですがオヤジが眺めたのはこのアングルでした・・・。

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真上から。年季が入ってきてるの分かります?

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真後ろから。ロゴの入ったプレートが良いねっ♪(ヨーロピアーンでしょ?)

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前方フレームやハンドル廻りも含めて。










ブルックスときたら、やはり同じハニーカラーで揃えた革グリップも紹介せななりません!という訳で・・・。

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その辺で売ってる量販品で良いのなかったので、某ショップのオリジナル品をオーダーしました。最高に握り心地良いんですよ~♪(ちょっと滑りますが・・・)

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高級感あるでしょ~?何せ六千円近くしましたから~(値段を言うなッ!)因みに小生、お財布もハニーカラーで揃えています♪(関係ねえッ!!)










ハンドル廻り括りって事で、続けてバーエンドバーとステムも紹介します。

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この派手なロゴ・・・何とかなりませんかねぇ~?折角のヨーロピアーンテイストが台無しだよッ!(だったら買うな!)

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カーボン柄がプリントされています(笑)つまりまがいもんなんですが、これはこれで良い品物なんですよ!(長さが適切だし、握った時に冷たくない←笑)

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もういっこ買った(笑)ブラックステムです。かなり短いでしょ?(アップライドな姿勢をとりたかったもんで)

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これでも最初に買ったやつに比べると結構長いんですよ(どんだけ短いの買ったんだい!)










色々雑記・・・。

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ビンディングペダル表?です。フラットペダル面であります。

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ビンディングペダル裏?です。クリートをはめる金具が出っ張ってるんですが、普通の靴で乗ってる時に限ってこの面を拾う事が多く、金具が足の裏に当たって痛いのです・・・。

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レイノルズのクロモリパイプ表示ステッカーです。かなり痛んできてますね(笑)レイノルズっていったら、四半世紀前には高嶺の花的なブランドだったんですが、今はこんなに安価に手に入る様になったんですねぇ・・・(まあ一番安いクラスのパイプなんでしょうが←笑)

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気に入らない物その① チェーンリング&クランクです。何か野暮ったいですよね・・・。そのうちアクアのティアグラが移植されるのかな(笑)

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気に入らない物その② リアディレーラーです。ただ『シマノ』と刻印されてるだけなんですよ・・・安っぽい・・・。これもそのうちアクアのティアグラが・・・(笑)










という訳で、本日はソーセージ号をバリバリ図解させてもらいました(笑)あ~楽しかった♪(何じゃそりゃ~ッ!!)次回からまた文字ばかりの『ロード トゥ ロードバイク』を綴らせてもらいますので、どうぞ宜しくお願いします!!(勝手にしろ~ッ!!!)
最後の最後にソーセージ号全景2枚添付しときますので見てねっ♪





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何かこのアングル好きなんですよね~♪

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これでお・し・ま・いっ♪(何じゃそりゃ~ッ!!!!!!)
by shousei0000 | 2008-04-20 09:20 | クロスバイクあれこれ

ロード トゥ ロードバイク! その7

雨ですな・・・。今年の春は雨が多いですな・・・。
こんな雨の日はブログ更新に限りますな(笑)
という訳で、本日2回目の投稿となります。まあこんな事ばかりしてると

「この小生さんて人、本当に自転車乗ってるんだろうか?」

「何かブログに書いてる事も過去の話ばかりで、リアルタイムで自転車乗った話が全然出てこないんだけど・・・」

「アルミのロードだって、最初に『携帯から送れるかのテストです』とかいって画像載せたっきり、後は画像はおろか文章にすら殆ど出てきやしない・・・」

「この人本当にサイクリストなの?」

な~んて思われちゃうかもしれませんが、違う!違うんですよ!!そじゃないんですよ~!!!(あ、やっぱサイクリストじゃないのね!←いや!だからそじゃなくて!!)
小生間違いなくサイクリストなんです!本当に本当のサイクリストなんです!!では何故リアルタイムのサイクル日記を書かないのかというと、それにはふたつの理由がございまして、まずひとつは自分が再び自転車にはまった経緯やロードバイクに至った事情を、とりあえず記したいと思ったからです。これってこの手のブログでは普通の事ですよね?まあ小生程それを長々ダラダラクドクドネバネバ記す人は稀だとは思いますが・・・(全く長いな!一体アクアに至るまで何話かけるつもりなんだッ!←怒)

そしてもうひとつの理由なんですけど、実は小生只今体調不良なんです・・・。
何か椎間板ヘルニアって奴になっちゃいまして坐骨神経痛という症状が出てる真っ最中なんです・・・。これは小生の仕事柄(介護士をしております)特に珍しくもない事なんですが、とにかく腰から右足にかけて妙~な痛みが走ってどうしようもない・・・(泣)マッサージ行って鍼も行って整体も行ってほんでもって整形外科も行って(順番おかしいやろ!最初に整形外科行かんかい!!)更にMRIまで受けさせられた挙句、やっとこさ小康状態に至りました。

だから今はロードに乗るのは自粛しているんです(通勤でソーセージ号に乗るのは全然平気♪)よってリアルタイムサイクリング日記とか書けんのです・・・。自転車にはまった経緯を綴り終わった時には、アクアでの初ツーリング紀行をアップします!足腰に違和感がなくなった時には、リアルタイムサイクル日記にもトライします!!だからそれまで今少しだけ、小生の思い出話に付き合ってやって下さいませ・・・。そして小生を激励するコメントなんかも付けてやって下さいませ・・・(どさくさに紛れて何を言う!!)

とまあ衝撃の告白(笑)も済んだところで話を自転車に戻しますが、ソーセージ号改めニューソーセージ号(めんどくさいので以下ソーセージ号に戻す←笑)を手にした小生は、その後暫く自宅近辺のポタリングに勤しんだ。これはとあるブログに影響を受けたもので、その方は自宅近辺の何て事ない小川や沼や丘、必ずしも有名でない神社仏閣やらを回って淡々とブログに載せていた。それがその方の文章上手もあって何とも魅力に溢れており、小生の心を強く強く刺激した。だからその方を真似て我が地元埼玉県入間市(あ!居住地名出しちゃった!でもまぁいいか。隠さなならんプライバシーとか別にないし←笑)の名所、つまりは『入間景観50選』を巡ってみた。
これが結構楽しかった!我が地元にも見るべき名所がままある事がよく分かった。

『西洋館』・・・何とドラマの撮影に使われたんでっせ~!(まあこれは知ってましたが)

『宮寺教会』・・・小さくて可愛らしい教会♪しっかし明治時代に外国人がわざわざ入間に教会を作ろうとは(驚き)

『八ツ池』・・・ここにある説明文に驚き!何と8世紀頃(だったかな?)この地で国分寺(地名じゃなくてお寺の方ね)に使う瓦を焼いてたとか!そんな技術と土壌が我が入間にあったのだ!!

『谷田の泉』・・・パッと見『水溜り+α』程度のものに過ぎないのだが、何と縄文時代からこんこんと湧き続けていたというから驚き!飲めないのが残念・・・。

『桜山展望台』・・・ここからの眺望は超~Good!秩父のお山も呼んでます♪。因みにここを含む『旧サイクリングロード』は、かつてトレーニングと称してよく来た所でした・・・。またまた四半世紀前の思い出話、語っちゃいました~(照れ笑い)

『荒幡富士塚』・・・入間のものじゃないけど、小生が影響を受けたブログの方へのオマージュを込めて・・・。この界隈には入間も含めて20年近く住んでましたが、こんな不思議で魅力溢れたものがあった事を、これまで恥ずかしながら知りませんでした・・・。

そんなこんなで地元も含めて、あちこちフラフラ回ってみた。どれも決して全国区で有名になる様なものじゃないけど、それぞれに様々な歴史や風土性を秘めて今に至ったものばかりで、何とも素晴らしく眩しく見えた。小生は高校進学と同時に入間に引越ししたもんで、そしてその高校というのが地元と離れた場所にあったもんで、入間は『住んでるだけ』という地域にしかならなかった(『入間で友人を作ったり、その歴史を習ったりというコミュニケーションがなかった』という意味)だから入間という地に全く愛着がなかったのだが、この一連の自転車紀行で入間の事をちょっとばかり好きになった。そしてその地元愛を育ませてくれた自転車というアイテムに、更なる愛を感じる事となった。

かくて自転車愛を更に高めていった小生の胸に、ひとつのプランが沸き上がってくる事になる。それは即ち『ソーセージ号ドロップハンドル化計画』・・・。上記の自転車紀行を繰り返す中、小生が常に感じていたのは

「もうちょっと早く走れないかなぁ・・・」

「もうちょっと楽に乗れないかなぁ・・・」

という事だった。勿論ソーセージ号が安価なクロスバイクで、ちょっとやそっと改造したからといって格段に性能が上がるものではない事は分かっていたし、早く走るには
まず自分の体力(脚力)を向上させるのが先決である事も理解していた。しかしドロップハンドルにしたらどうだろう・・・?ドロップにすれば手元で全ての操作(ブレーキ操作とギアチェンジ操作)が出来るらしいし、ポジションも三種類取れる筈だから楽そうである。また基本的に前傾姿勢になるので、スピード面にも多少は向上がみられるだろう。そして何より四半世紀振りに(こればっかや!)ドロップハンドルのサイクリング車に乗れるではないか!やらんでどうする!やらなならん!!やったるで~!!!
俺はやったるで~!!!!

そんな風に短絡思考をズンズンズズンと進めた結果、小生は遂にドロップ化を本気で決意した!そして勇躍、またまたS氏ショップの門を潜った。これが確か平成19年4月位だったと記憶している。この時あれ程熱望して装着したトウクリップとストラップは既に撤去されており、クランクには真新しいシマノのビンディングペダルが輝いていた(笑)前回S氏の元を訪れた時は当然トウクリップ&ストラップ装備状態であり、これをS氏は多分覚えているだろう。なのに今はビンディングペダル・・・。S氏がこれを見たら、きっと「だから言ったじゃないですか!」と思うに違いない・・・(いや、一々そんな事思わんのと違いますか?←嘲笑)それを思うと気恥ずかしい気持ちが先に立ったが、やっぱり相談できるのはS氏しかいない・・・。だからS氏の元に持ち込んだ。そしてドロップ化への熱弁を振るった。
その熱弁を聞いたS氏はしばし黙考した後、静かにこうおっしゃった。

「あのですね・・・一台の自転車で何でも出来るという訳じゃないんです」

「この自転車は街乗りに軸を置いたクロスバイクです・・・それ以上でもそれ以下でもありません・・・」

「この自転車をドロップハンドル化したら、スタイル的にはロードバイクみたいな格好良いものにはなるかもしれません」

「でも自転車の基本たるフレームもホイールも変わらない以上、走行性能には大きな変更はきたしませんよ」

「それでいてフラットハンドル(この時ソーセージ号はフラットハンドル化していた)の取りまわし易さは失われる・・・つまりドロップ化がクロスバイクの長所を消す事になるのです」

「しかも費用がかかりますよ ブレーキレバー兼チェンジレバーのSTIというパーツだけで2万円近くしますから、トータルの改造費は3万円強はみてもらわなければなりません」

「それで手に入るのが、先程も説明した通りのどっちつかずの自転車って訳です・・・」

「因みに一番安いロードバイクは7万円位からあります」

「より快適な自転車をとお望みならば、こうしたロードバイク購入を検討する事をお勧めします・・・」

これには本当に参ってしまった・・・。恥ずかしさに顔が真っ赤になった・・・。確かにそうだ・・・そうなのだ・・・。一台の自転車で何でも出来る訳ではないのである。そんな事
『往年のサイクリスト』なら分かってしかるべきなのだ。だってそうではないか。かつてロードマンをあれやこれや弄ってみても、結局そのポテンシャルは大きくは変わらなかった・・・。そして『より快適な自転車をと望んで』片倉 シルク ランドナーを中古購入したではないか・・・。なのに何故小生はこの一台のクロスバイクに、あれもこれもと望んでしまったのか・・・。

これで小生の迷夢は去った。勿論ドロップ化は見送った。これ以降、小生はソーセージ号の改造をやらなくなった。元々欲しかった革のグリップ(ドロップ化したら不要になるので購入を見合わせていた)ひょんな事から買ったバーエンドバー(以前付けていたのが長過ぎると思っていたので)のふたつだけは変更したが、後は今に至るまでそのままである。それは『ソーセージ号は現状のままで十分に快適な自転車であり、これ以上の性能を求めるならば、やはりもう一台、その用途に合う物を新規購入するしかない』と考えたから・・・。
かくて小生のロードバイク購入の物語は、遂にここから始まるのである!!!
(ええ~ッ!これだけ長々書いておきながら、今までのは全部プロローグかよ~ッ!!←大激怒)














完成形のソーセージ号映像を公開します(バーエンドバーは古いやつですが・・・)
名付けて『Z(ゼータ)ソーセージ号』ってとこですか(笑)←出たな!アニメマニアめ~ッ!!














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約六千円也の革グリップが眩しいですな♪(サドルに合わせてカラーはハニー♪)
まあこの画像では殆ど識別できないでしょうが・・・。
あとブラックステム(もういっこ買ったやつね←笑)も良い塩梅でしょ♪♪


















続く(註 クロスバイクをドロップ化するのは、それはそれで意味がある事です!愛着もより増すでしょうから。小生はクロスバイクドロップ化を否定するものではありません!念のため・・・。)
by shousei0000 | 2008-04-19 01:29 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク! その6

前回お約束した我がクロスバイクの画像をアップします!といっても購入当初の画像が残ってないので、この画像はネットから引っ張ってきた物でありますが(笑)



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如何でしょう?小生が「トリノ・・・トリノ・・・」と思わず呟いてしまった、ヨーロピアーンな雰囲気がお分かり頂けますでしょうか(笑)あとハンドルが完全なライザーバーである事もお分かり頂けますしょうか?(何故これをフラットバーと取り違えてしまったのやら・・・←無知が故だろ!)
続けてもう一枚!真横からのフォルムをご紹介します。これまたネットから引っ張ってきたものでありまして、カラーリングは小生の愛車とは異なります(最初の一枚は完全に小生の愛車と同じものです)











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どうです?中々いかしてるでしょう?『クリーンスピード ウインナ』良いクロスバイクなんだけどなあ・・・。もっと売れてもよさそうなもんだけどなあ・・・。
画像中に見られる泥除けもサイドスタンドも標準装備なんですよ!クロモリ車で(パイプはあの『レイノルズ』でっせ!)フロントサス&リアソフトテールで、ディスクブレーキ装備までも装備してて、お値段破格?の約6万円!それを小生四万五千円也で購入しました♪(展示車だったので五万円になっていて、それを更に五千円まけてもらった←笑)
ほんま良いクロスバイクでっせ~♪重量は14Kg程ございますが・・・(色々装備してますからね←笑)

拙ブログをご覧の皆さん!もし今クロスバイク購入を考えているなら『日直商会 クリーンスピード ウインナ』も検討してみて下さい!装備万全でリーズナブルで、とにかく絶対お勧めですよ!希少価値だって抜群!自分の愛車以外にこいつが街中を走ってる姿を、小生未だかつて一度も見た事がありません!(それは『希少価値』ではなく『ド マイナー』と言うのでは?)

ただそのう・・・こいつは今でも生産されてるんでしょうか・・・?昨年の今時分発行の自転車雑誌に物凄~く小さく広告が載っていたのを見たのを最後に、後はついぞどこでも見かけないのですが・・・。それからネットで色々検索してみても、かなり古い情報でしかヒットしないんですが・・・。全く『日直商会』の奴(因みに『にっちょくしょうかい』ではなく『にちなおしょうかい』と読みます)自分とこで作ってる自転車位、ホームページに載せとけっつーの(怒)←だからもう生産中止になってるのでは?

あと『ウインナ』って名前も良くないよなぁ・・・。『クリーンスピード』の名前はコーヒーをモチーフにしていて、この『ウインナ』っていうのも『ウインナーコーヒー』、つまりハプスブルグ オーストリアの古都ウイーンから採ってるんだけど、何か『ウインナ』っていうとソーセージみたいだもんなあ・・・。ちょっと格好悪いよなあ・・・。
でっ、でも、本当お勧めですよ(焦り)←焦るな! みんなで『ウインナ』仲間の輪を広げていきましょう!!(やなこった!ソーセージ仲間になんかなりたくねーや←嘲笑)

とまあそんな具合にソーセージ号(開き直り←笑)の画像を紹介してきた訳ですが、画像の方はここいらまでとして(ええ~ッ!たった2枚だけ~!しかもオリジナル画像なしかよ!←怒)ここからはいつも通りの、怒涛の文章攻勢ブログに戻らせてもらいます(笑)←笑えません! 前回くどくど記した通り、小生はソーセージ号(本当は『古都』って名前なんですが・・・でももういいや!拙ブログ中では本クロスバイクを『ソーセージ号』で通させてもらいますね←泣)購入から一月(ひとつき)余りで、バーエンドバーとトウクリップとストラップを追加装備し、サドルを革サドルに交換した(因みにペダルは購入時に金属製のペダルに換えていた だって純正の樹脂ペダル、めっちゃ格好悪かったんだも~ん←笑)本当はステム(可変式のやつ)も換えたかったのだが、この件でまたまた件のS氏に相談したところ

「ステムは素材、サイズ共、殆ど無数と言っていい程沢山の種類がありますよ」

「小生さん、何ミリのステムが欲しいとか分かってますか?」

「それがしっかり分かる様になるのはこの自転車のポジショニングが決まってから・・・つまりはもっと乗り込んでからの事ですよ」

「ポジショニングが決まってない今の時点でステムを換えても、多分すぐに気に入らなくなって、結果いくつもステムを買い換える事になっちゃいますよ」

とビシーッと指摘されてしまった・・・。全くS氏はいつもいつも正論なお方である(怒)←何故怒る!めっちゃ正しい指摘やん!
因みにずっと後の事になるが、小生はソーセージ号のステムを交換した。この時はS氏のとこでなく別のショップでステムを買い自分で交換したのだが、サイズを測ったりせずあてずっぽう(「大体この位だろう」って感じで)に買ったら短かすぎて、翌日もういっこ買いなおす羽目になってしまった・・・。脳裏にS氏が「だから言ったじゃないですか!」とおっしゃる情景が浮かび、独り赤面したものだった・・・(バカじゃん!)

またまた余談が過ぎたがそんな訳で、小生のソーセージ号は一月(ひとつき)余りで小さな変化を遂げ、小生はそれに満足した。特にサドルをブルックスに交換したのはルックス的にも大成功で、ヨーロピアーンな雰囲気と高級感が増大した!どの位高級感が増大したかというと、いきつけの肉屋のオヤジに

「おっ!格好良い自転車ですね!」

「特に椅子が良いですね~革ですか?」

と褒めやそめやされた程、高級感が増したのである!しっかし肉屋のオヤジに褒められたからって、高級感が増したと考えるのは無理があるかなあ・・・(その通りですね!←嘲笑)

それはともかく、購入したのが平成18年の10月位で、上記改造を行ったのが同11月中旬。そして同12月には職場の元同僚と、初めてのロングライドツーリングを慣行した!目的地は奥多摩は桧原村。互いの中間地点である西東京市で合流し桧原村までえっちらこっちら漕いで、また西東京市まで折り返してきて、ほんでもって何故か三鷹まで移動して祝杯を挙げた(飲酒運転しない為に自転車買ったんじゃなかったんかい!)そして最終的に地元に辿り着いた時には、サイコンの距離計の数字は130Kmを示していた・・・。一日に130Kmを走破したのは四半世紀前のサイクリスト時代にも殆どなかった事で、小生はその数字に大いに満足した。
もっとも帰宅した時には深夜2時とかになってましたけどね(笑)←なんじゃそりゃ~ッ!!

年は変わって平成19年1月には、初めての峠越えも経験した。自宅を出て青梅市は成木まで行き、そこから小沢峠を越えて名栗湖近くの『さわらびの湯』で温泉して帰宅するという行程だったが、この小沢峠が結構参った!標高にして300m足らずのささやかな峠で、四半世紀前のサイクリスト時代に走った様な記憶もあったので油断していたのだが、途中はともかく頂上トンネル付近の200m位が中々な勾配であり(ネットにそう書いてあったから間違いない←笑)フロントシングル42T、リア ロー28T(だったかな?)のソーセージ号のギア比と小生の非力な脚力ではかなり難儀なポイントであった。、何とか足は着かなかったものの小生は息も絶え絶えになり、頂上に着いた時には半死半生状態になっていた(笑)しかもそこまでな想いをして漸く『さわらびの湯』に辿り着いてみると『改装工事の為1月一杯休業さて頂きます』の看板が!
全く何の為に行ったのやら・・・(泣)

この時の経験から、小生はソーセージ号のフロントシングルに不安を感じ、ダブルなりトリプルなりへの換装を決意した。それは中々に難儀な作業になりそうであり、自分でやるのには些か不安があった(『四半世紀前のサイクリスト』じゃなかったんかい!)そこでまたまた件のS氏のショップに持ち込み、この改造を依頼した。ひょっとしたらS氏から

「街乗り中心に使うクロスバイクにフロント複数ギアはいらないのでは?」

「重量が増すだけで不要な改造になると思いますけどねぇ・・・」

とか言われるんじゃないかと戦々恐々としていたが(笑)特にS氏は何も言わず、この改造を受け入れてくれた(ホッ)←何故自転車屋さんにそこまで気を遣う?
そして10日後、フロント三段(48 34 28 だったかな?)となった
ニューソーセージ号がデビューした。シフトスタイルもグリップシフトからラピッドファイヤー(でしたっけ?)となり、ニューソーセージ号は増々精悍さを増した!(『ハンドル廻りがゴチャついた』ともいう←笑)新たな姿と性能を手に入れたニューソーセージ号を駆り、小生は自宅近辺をクルクルクルクル走り回ったのでありました(何故自宅近辺?折角改造したんだから遠くに行け~ッ!!!)




この頃の画像が残っていたので添付します。












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この暫く後に撤去されるトウクリップとストラップと可変ステムが、懐かしくも眩しいですね(笑)














続く(画像添付と色文字拡大文字での強調表現って楽しいですね~やみつきになりそう♪←くだらん事で喜ぶなッ!四十路だろッ!!)
by shousei0000 | 2008-04-18 20:30 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク! その5

さてさて前回までの過去の思い出話は一旦終わり、舞台は現代へと戻ります。
つまり前前々回の末尾で触れた一年半程前のクロスバイク購入から
話を再開させてもらいます(過去の話じゃん!現代に戻ってないじゃん!!)

この時小生が購入したクロスバイクは『日直商会 クリーンスピード ウインナ』というものだった。
あまりメジャーではない、というよりはっきり言ってド・マイナーなこのクロスバイクの名前を、多分皆さん初めて耳にしたと思います(同じ『クリーンスピード』でも小径車の『エスプレッソ』辺りは程々にメジャーみたいですが…)だから写真でも添付しなくちゃならないですよね。という訳で・・・・・・・・・・・・
次回添付致しますね~♪(今添付しろ~ッ!←いや…今出先なもんで携帯からの更新なんですよ…)

まあ写真云々はともかく話を続けて参りますが(ごまかすな~ッ!)このクロスバイクを購入してから一月(ひとつき)程はあまり時間が取れず、乗車機会は片道5分、往復10分程度の、通勤のみに限られていた。たったそれだけの乗車時間であっても、この自転車がママチャリなんかとは段違いな存在である事は体感できた。


まず何といっても軽快である!

次いで懸念していた激坂も何なく登れた!(まあ『激坂』というのは大袈裟なんですが…あと
『何なく』というには息とか切れちゃったんですが…←笑)

そして何といっても格好良い~♪♪♪(何せ『ヨーロピアン』ですから~♪←オヤジがヨーロピアンな自転車に乗ってどないするねん!←いや、オヤジだからこそお洒落に気を使うべきじゃないですか?だから小生ヨーロピアンな自転し←ああもういいッ!ノリツッコミ超~うざいッ!!!)


とにかく乗っててウキウキした!通勤する事が楽しくなった!!
とある日の明け方変な時間に目が覚めちゃった時などには

「あ~何だ~まだこんな時間かよ~!通勤まで○時間もあるじゃないか~」

「早く夜(よ)よ明けよ!通勤の時間になれ~ッ!」

「小生は自転車に乗りたいのだッ!」

と独り芝居がかった独語をしたりもした(笑)
まあ

「明け方でも乗ればいいじゃん!」

「通勤時間まで待つ必要がどこにある?」

と突っ込まれればそれまでですが…。
とにかく買って程なかったこの時にして、購入前に漠然と考えていた

「この自転車買ったら通勤が楽しくなるかも…」

という考えが正しかった事が判明した。そしてもうひとつの考え…それは即ち

「この自転車購入がきっかけとなって、ひょっとしたら小生は四半世紀振りにサイクリングに興味を覚えるのだろうか…」

というものだったのだが、これも暫くして後に結果が出た。それは即ちその自転車での初サイクリング、つまり青梅へ往還した時の事。僅か40Km程度の行程とはいえ普段の通勤とは比べ物にならない程自転車に乗った小生は、いくつかの不満をこの自転車に感じる事となった。『不満を感じた』と書くと『不平たらたら』と思われるかもしれないが、決してそういう事ではなく『好きだからもっと良くしたい』『更に快適な愛車になって欲しい』との想いが先に立っての事。つまりこの瞬間、小生は購入したばかりのクロスバイクを改造する気になっていたのである!それは即ち『四半世紀振りにサイクリングに興味を覚える』事に他ならなかったのである…。

かくして小生は愛車の改造を決意し、その相談をしようと購入した自転車屋に赴いた。そして件のS氏(覚えてますか?この自転車屋の主ですよ)に青梅行で感じた不満、即ち

①フラットバー(実はライザーバーだった←笑)は乗車姿勢が変えられなくて辛い。

②トウクリップとストラップを付けてみたい。

③サドルが堅い気がする。もっと軟らかいサドルに、できれば革サドルに変えてみたいと思っている。

という事を相談してみた。①については実に簡単な事で、S氏が薦めてくれたバーエンドバーを購入する事で解決した(実際付けてみて納得もした)しかし②と③については、S氏の見解は小生とは異なった。まず②については

「トウクリップとストラップですか…う~ん…」

「今はビンディングペダルという便利な物がありますもんで、トウクリップやストラップは廃れてしまったんですよ」

「今でもそれを使っているのは競輪選手や往年を偲ぶサイクリストの皆さんといったところで、時代の大勢は明らかにビンディングペダルに傾いています」

「ビンディングペダルにする事をお勧めしますが…」

とおっしゃった(そしてS氏の店にはトウクリップとストラップは置いてなかった・・・)
更に③についても

「このサドルが堅いですか?ゲルとか入ってて普通のサドルよりかなり軟らかい筈なんですが…」

とおっしゃり小生を赤面させた後、更に続けて追い討ちをかけた。

「革サドルを使いたいという事ですが、革サドルは雨に弱いですよ」

「この自転車通勤に使うんですよね?とすると雨に弱い革サドルはその使用目的に合わないと思うんですが…」

「まあこの自転車のヨーロピアンな雰囲気にはマッチするとは思いますが…」

こんな風に自分の思い付きを酷評されて、小生は正直いきり立った!
S氏が現代のプロショップの主として、利便性や使用目的に沿った改造を勧めるのは至極当然な事であろう。しかし小生とても四半世紀前のサイクリストであり、当時の思い出に回帰していく事、即ちトウクリップやストラップや革サドルに郷愁を覚えるのも、これまた至極当然といえば当然な事ではないか!小生はS氏に自らの出自を語っていたにも関わらず(「昔サイクリストだったんですよ~」と伝えたって事ね←笑)S氏はその往年のサイクリストが昔を懐かしむ気持ちを察してくれなかった…。かくなる上はS氏の元を決然として去り、自らの求める愛車の形を貫き通すまでである!!
そう考えた小生はS氏に

「ちょっと考えてみますね~」

と決然と告げ(どこが『決然』だ!メッチャ弱気やん!!)その場を去った。そしてその心の中の予告通り、他ショップでトウクリップとストラップと革サドルを購入して愛車に付けた。革サドルは本当は昔愛用した(といってもアニメマニアになってしまった為、あんまり愛用できなかったのだが←笑)『イデアル90』にしたかっのだが、イデアル社は既に廃業してるとかで(驚き)新品はなく中古で出回ってる物もプレミアが付いてるとかで、仕方なく新品が現存する『ブルックスB17 スタンダード』で我慢した。

この小改造は明暗を分けた。革サドルに変更した事は大成功で、一年半経った今でも小生のデカ尻をしっかり受け止めている。その乗り心地については正直最近までよく分からなかったのだが、アルミのロードバイク(オルベア アクア 08モデル←いつになったら話に出て来るのやら…)に乗る様になってからその真価が分かった。アクアのサドルがコリコリと堅く小生の尻を跳ね返す様に受け止めるのに対し、クロスバイクの革サドルの方はやんわりとたわんで、小生の尻を文字通り軟らかく包む様に受け止めるのである。それまでは

「まだまだ堅いような気がする…」

「この革サドルが本当に尻に馴染むのはいつの日か…」

と思っていたのだが、実はもうしっかり馴染んでいたのである!つーかアクアに乗った後クロスバイクに乗ると、尻の下がグニャグニャして気持ち悪い程である(笑)余談であるが、アクアに乗った事で真価が分かったのは革サドルだけではない。クロモリフレームのマイルドさ…フロントサスペンションやリアソフトテールの振動吸収性…ディスクブレーキの効き具合…700×28cタイヤの安定感…。そうした全ての長所や、それらが総合してこのクロスバイクを快適な乗り心地にしている事が、本当にしかと分かったのである!今手中にある物の真価を知りたければ、他の物と乗り比べてみるといいと思う。その点自転車でも女の人でも同じ事ですよね~♪(出たな下ネタ!お前はそんな事語れる程、色んな女の人に乗った事あるんかい!!)

『暗』となったのはトウクリップとストラップ…。付けた当初こそ往年を思い出してウキウキしたが、すぐに鬱陶しく煩わしく思う様になってしまった。何しろこのクロスバイクは通勤を始めとして日常に活動する自転車だったもんで、信号のゴーストップやら店への出入りやらと、足を着く場面は数多くあった。その都度ストラップを緩め足を外し、またスタートとなればペダルを回してクリップを拾い、そこに足を突っ込んでストラップを締める…。それでやっとこさとばかりに漸く走り始めたかと思うと、そんな時に限って子供が飛び出してきたりして

「うわっ!」

と叫んで、やっと締めたばかりのストラップを緩め足を離す…。こうした一連の作業を頻繁に繰り返す事が思いの他面倒な事でストレスになり、やがて僕はビンディングペダルを模索する様になってしまった…。そしてそのう…それから半年位でビンディングペダルに変えちゃいました(笑)シマノの片面ビンディングで片面フラットな奴に。これはこれで普段の靴で乗る時に限ってビンディング面ばかり拾ってしまい

「ああっ!もう鬱陶しいッ!!」

と思ったりもするが、ビンディングシューズ使用時の着脱時の快適さやストレスの無さはトウクリップやストラップとは比べ物にならず

「何でもっと早く換えなかったんだろう…」

「つーか小生、何でトウクリップやストラップなんか付けちゃったんだろう…」

と『往年を偲ぶサイクリスト』とは思えない独語を口にしたりしたのである(笑)この間(かん)S氏のショップには頻繁ではないが訪れる機会があったが、S氏は自分の助言に反してトウクリップとストラップを付け、そして程なくビンディングペダルに換えた小生の愛車の変遷を、一体どう思っていたのだろう…。それを思うと今でも小生、どうにもこうにも恥ずかしくて恥ずかしくて堪らなくなってしまうのである…。




続く(某クロスバイク掲示板経由でおいで下さった皆様!ご来訪誠にありがとうございます!!こんな文字ばかりのブログですが、よかったら再訪してやって下さいませ♪)
by shousei0000 | 2008-04-16 17:51 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク その4

かくしてサイクリスト歴僅か1年ちょいにしてロードマンにあきたらなくなった僕は
『サイクルスポーツ』の『売りたし!買いたし!』コーナーを使って、新車(つーか中古車←笑)購入を目論んだ。そのターゲットとしていたのは『フルクロモリのランドナー』である。前回記した通り、当時僕の仲間内ではロードやスポルティーフが流行っていたのだが、僕は『サイクルスポーツ』の『僕の私のサイクル日記』欄に寄せられた長距離ツーリング紀行文が大好きで、いずれは自分もそんな旅がしたいと思っていた。だからフロントバックとサドルバックしか付けられないスポルティーフ、フロントバックすら付けられないロードレーサーは興味の枠外であり、何としてもランドナーを入手したいと思っていた。

そしてある月の『サイクルスポーツ』に、僕の希望する『売りたし!』が現われた。それは『片倉 シルク ランドナー』で、希望価格は確か5万円位だったと覚えている。これならお年玉やら何やらで貯めたなけなしの貯金で、何とか購入が可能である。そこでオーナーの大学生宅にお邪魔し実車を見せてもらったが、色がメタリックな紫というところに違和感を覚えた。何故なら紫色というのは当時の僕にとって『不良が好んで着るor使う色』という認識があり、ちょっと忌避していた色だったのだ(笑)

因みに当時は『番長』に代表される不良全盛の時代であり、僕の中学校にも不良達がバリバリ闊歩していた。幸い友人であるS君が番長として君臨されていたので僕には特に実害はなかったが(所謂『虎の威を借る狐』ってやつですな←笑)、それでも『土管 長ラン リーゼント』の三点セットで身を固める彼等の存在は、やはりちょっとおっかないものだった。その彼等の長ランの裏地の多くが、また時折校庭を疾走した彼等のバイク(笑)のタンクが、やはり何故か揃って紫色だった。だから紫色にあまり良い印象がなかったのである。

しっかし番長S君は、小6の時には飼っていた猫の死を悼む作文を書き学校内作文コンクールで最優秀賞を貰ったというのに、またリトルリーグでもエースとして活躍していたというのに、何であんなに変わっちゃったのかなぁ…。色々事情があったらしいけど、今は元気にやってるのかなぁ…(そんな私信をここに載せるな!)

まあ余談が過ぎたがそんな訳で、その『シルク』の紫色はあまり気に入らなかった。またフレームサイズも当時の僕にはちょっと大きそうなもので、この点でも当初の予想と違うものであった(因みにこの色、フレームサイズ共『売りたし!』欄に明記されていたので、オーナー氏が悪い訳ではありません)しかしフレームに輝く『丹下 No2』のステッカー(クロモリパイプの品番表示)にはグッときた!

「うひょ~!『丹下 No2』だ~!『石綿 022』クラスのパイプだ~!!」

「前三角『石綿 025』のロードマンからえらい出世だ~♪」

とウキウキした(笑)
またフロントに装備されたディレーラー『ユーレー ジュビリー』を見ては

「おおっ!ランドナーの定番、おフランス製のパーツ!!」

と感動し、リヤディレーラーの『サンツアー ロードVX』に触れては

「N君と同じディレーラーだ~!」

と変な喜び方をしたりもした(笑)
更に、これまたランドナーの定番装備である懐中電灯形ライトや亀甲形泥除けを目の当たりにしては

「ああ…『サイクルスポーツ』で見たまんまだ…」

と感慨を深くし、とどめとばかりにシートピラー上に鎮座する『イデアル90』を確認した時は

「こっ、これが『お尻に馴染めば乗り心地は天下一品』とされる革サドル…」

と呟やき、思わず目頭を熱くしたりもした…。
とにかく色とサイズ以外は完璧に満足がいくランドナーあり、それ故僕の購入欲に火がついた。
そしてそう…そのまま買っちゃいました(笑)

『欲しくなったら多少の不満があっても即購入!』

これも不惑の歳を越えた今でも続く、僕の愚かな習性である…。
(因みにフレームサイズはその後僕の背が伸びた為、良い具合になりました♪)

かくして僕はランドナーのオーナーになった。そのデビューツーリングは奥多摩の鋸山林道。今は全線舗装されているが(3年程前にバイクで訪ねました 懐かしかった~♪)当時は未舗装のガタガタとしたダート峠であり、ランドナーの性能を試すにはうってつけのスポットだった。しかしその時の僕の頭には『性能を試す云々』という事だけでなく、もうちょっと違う想いも有していた。それは

『旅がしたい…』

という想い…。このランドナーを買ったのが中2の冬というか中3の春というか…とにかくそういう微妙な時期だった。頭に常に過ぎって(よぎって)くるのは、当然避けては通れない高校受験の事・・・。

「もうすぐ中3…受験勉強の日々が始まる…」

「暫くはサイクリングはお預けになるだろう…」

「だから今サイクリングに行こう!旅に出よう!!」

「そして折角ランドナーが手に入ったのだから、ちょっと変わった旅をしよう!」

そんな風に考えた僕は、『ちょっと』というより『思いっきり』変わった旅をした。即ちランドナーにフロントバックとシュラフを括り付けると、敢えて夕方になってから家を出た。2時間程して奥多摩に着き更に鋸山林道を登り始めたところ、そこで完全に陽は落ち、山の中腹といった所でランドナーを停めた。眼下の彼方に人家のものらしき灯がふたつみっつ見えるが、後は漆黒に包まれた真っ暗闇である(林道の途中=山のど真ん中ですから←笑)そこで僕はパンをかじりボトルの水をグビリと飲むと(勿論ランドナー御用達のホーローボトルでっす♪)後はシュラフを広げてそれに潜り込んだ。そう!僕はここで野宿をするつもりなのである!!

今から思えば、ちょっと、いや、かなり無茶な話である。つーか今だったら絶対にやらない!(だって山の中でテントもなしで一人で野宿なんて怖いじゃん!)何故こんな訳の分からない事をしたのかというと、ひとつには『サイクルスポーツ』読者欄に投稿された旅日記にある

『旅先の軒下で野宿』

というものに憧れた為であろう(自分の事なのに『あろう』ってのも変だが、この時の心情の子細を実は覚えていないのだ…)しっかし何も山の中で野宿する事もないですよね(笑)次いでもうひとつの理由として『独りになりたい…』という気持ちがあった様な気がする。
思春期真っ直中にあり以前より少しだけ複雑な思考をする様になった僕は、妙な厭世感というか孤独癖というか…とにかくちょっと変な傾向を有する様になっていた(当時好きだったエッセイストの影響です←単純よのう…)
だから

「真っ暗な山の中腹から、遠く瞬く人家の灯を眺めてみたい…」

「そして『俺にも昔はあんな幸せな家庭があった…でも今は独りだ…独りぼっちだ…』と呟き、ひっそり孤独を噛み締めてみたい…」

などという訳の分からない事を考え、この奇妙な旅を思い付いたのだと思う。まあ実際そのイメージ通りの旅が出来たのだが、想定外だったのが『ガサガサ…』という物音。それは終夜断続的に続いたのだが、そして恐らくは風が梢を揺らす音だったのだが、漆黒の闇の中で独りシュラフに包まる無防備な僕としては、どうにも不安を覚えてしょうがなく

「熊?熊じゃないのか?」

とビビってみたり

「いや、この程度の山に熊はいないって!精々野犬ってとこだろう」

「野犬って…怖いじゃん!」

とノリツッコミしたりしつつも(当時まだそんな言葉はありませんでしたが←笑)かなり怖かった事を覚えている。それでもそこで一晩を過ごし、次の日鋸山を越えて五日市側に下って帰宅した。普通に朝出れば夕方には帰宅できる行程なのに、敢えて上記の様な変則一泊二日ツーリングにした訳である。本当、思春期って訳分かりませんよね(笑)←自分の事だろ~ッ!!

このランドナーとは、このツーリングが最大の思い出になった。買って最初のツーリングが『最大の思い出』というのも変な話だが、これにはちょっとした理由があって、つまりはこの後の受験勉強の惑乱と懊悩の日々の中で、僕は何故かアニメマニアになってしまうのである(笑)
それは何とか高校に進学出来てからも続いてしまい、今でいう『引き籠もり』みたいな生活をする事になってしまった(辛うじて学校には行ってましたが…)当然ランドナーとは疎遠になっていき、やがて全く乗らなくなった・・・(何の為に買ったのやら…)

幸いな事に高校で出来た友人達の助けもあって、一年半程で引き籠もり生活からは脱する事が出来た。しかしサイクリングへの興味が復活する事はなかった…。どの位サイクリングへの興味を失ったかというと、愛し改造を重ねたロードマン、そして期待に胸を膨らませて購入したランドナー共、いつ、どこで、どういう形で手放したかを(処分したかを)今をもって全く思い出せない程、興味を失っていたのである…(この2台を手放してしまったのは痛恨事である…今持ってたらレストアとかして楽しめただろうに…)

この後ややあって大学に進学したが、大学では山登り系のクラブに所属してしまい、サイクリングへの興味は復活しなかった。社会人になってからはダイビングにはまり(沖縄通いもしたし、パラオにも行っちゃいましたよ←笑)、やはりサイクリングへの興味が復活する事はなかった。その後ひょんな事から50ccオフロードバイク『フォン・ブラウン号』(『ヤマハ DT50』です)を購入し、往年辿った秩父やら奥多摩やらを走り回ったが、かつて自転車で来た時の事を懐かしむ事はあっても、興味が復活する事はやはりなかった。結局それが復活するのは、先に述べたクロスバイク購入まで、つまりは四半世紀の刻(とき)を経るまで待たねばならなかったのである…。





続く(次回から現代の話に戻ります!ロードバイクの話になるまでもうちょっとですよん♪←本当に『もうちょっと』なの?←疑念)
by shousei0000 | 2008-04-12 19:25 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク! その3

さてさて前回の末尾を

>かくて小生の四半世紀振りのサイクルライフがはじまった!

と締めさせてもらったのですが、今回はその『四半世紀前のサイクルライフ』について、しばし綴らせてもらいます。折角在りし日の少年時代について触れていくのですから、一人称はいつもの『小生』ではなく『僕』を用いさせてもらいますねっ♪(ど~でもいいわッ!←怒)

四半世紀前…つまりは約25年前…。当時中学1年生だった僕は自転車に夢中だった。それは前年に大阪より転入してきたN君によってもたらされた。漫才ブームが日本中を席巻する前だったこの時代、N君の口にする大阪弁は僕等にとって新鮮なものであり、またN君のキャラの面白さや大人びた雰囲気もあいまって、彼はまたたく間に僕等のヒーローとなった。それがどの位勢いがあったかというと、その翌年の文化祭クラス出し物が彼の鶴の一声で『通天閣の歴史』になりかけた程であった。『なりかけた』とはどういう事かというと、クラス担任が

「あのなぁ…お前ら…Nに影響されるのもいい加減にしろ!」

「何で埼玉県の中学生が、大阪にある通天閣の歴史を文化祭の出し物にするんだッ!!」

と一喝して中止させたという事なんですね(笑)まあそんな訳で中止にはなりはしたが、このエピソードから彼のパワーというか影響力というか…そういう所が分かってもらえると思う。

そんな魅力的な彼の趣味のひとつが自転車だった。まだまだ子供っぽかった僕にとって、彼の口から出る自転車についての専門用語は何ともいえなく格好良く感じた。また彼が見せてくれた『サイクルスポーツ』や『ニューサイクリング』といった専門誌に掲載されていたサイクリング車達は、これまた何ともいえなくスマートでカラフルで洒落た存在に見えた。そこであっさりと彼に洗脳された僕は親にねだって『ブリジストン ロードマン』を買ってもらったのだった。今でこそロードマンは

『リーズナブルにまとまったブリジストンの傑作』

『当時の少年達をサイクリングに誘った(いざなった)歴史的名車』

といった絶賛に近い評価をされている様だが、当時のN君の評価は厳しく、以下の様に酷評したものだった。

「あん?ロードマン買う?やめときやめとき!あんなの格好だけの自転車やで!!」

「『フレームは前三角クロモリです』とか宣伝しとるけど、前三角だけクロモリにしてどうするねん!」

「しかもそのクロモリってのは、一番安い『石綿025』っつーパイプなんや!大した事あらへん!!」

「更にいうとな、そこに金つこうとるから、他のパーツが安物なんや!ディレーラーなんて『アルタス』やで!!」

「とどめに『リムは錆びないステンレス使用』とかいうてるけど、そんな重い素材つこうてどないするねん!」

「つまりは『子供を喜ばすピカピカ自転車』どまりな物や!ようないで!!」

「どうせ買うならフレームはハイテンやけどパーツに金かけてる『ガンウエル』の入門車や『イエロージャケット』(どこのメーカーだったか忘れた…)とかにしたらどうや?」

我が心の師N君(同い年ですが←笑)にそこまで酷評されて怯みはしたが、結局僕はロードマンを買った。彼が語った細々した専門的評価は、実のところ当時の僕にはよく分からなかったし、何よりピカピカに輝くメタリックブルーの車体に惹かれて惹かれてどうしようもなかったのだ。つまりはブリジストンの陰謀に完全にやられてしまった訳ですね(笑)こういう『ルックスに惹かれて衝動買い』という傾向は、不惑の歳を越えた今でも変わっていない…。『三つ子の魂百まで』とは、本当によく言ったものですね…。

こうして人生初のサイクリング車を手に入れた僕はN君と、或いは単独で様々な地域にサイクリングに出掛けた。僕の自宅の近場に秩父やら奥多摩といった埼玉サイクリングのメッカが控えており、旅する目的地には事欠かなかった。まずは『ビギナーの峠』と目されていた正丸峠にアタック!(因みに正丸トンネルはまだありませんでした)ここは何なく越えられた♪次いで僕等の中では『難所』と定義されていた、顔振峠~グリーンラインにチャージ!(当時顔振峠は、元旦にはサイクリスト達がご来光目当てで集う様な、メッカ中のメッカだった)ノンストップでは登れず足を着いてしまい、峠の厳しさを教えられた…。更にこれら地域では最大の登坂距離と標高を誇る、奥多摩有料道路(懐かしい呼称でしょ←笑)は風張峠を攻めてみた。あえなく玉砕し押し登る事となった…。

こんな風に近場でサイクリング慣れした後、翌年には栃木県今市まで、初の二泊三日サイクリングを敢行した。当時サイクリツーリストの定番だったニッカーボッカを履きサイクルキャップを纏って、気分はすっかり一端のサイクリスト(笑)そしてこれまた当時の旅の宿の定番だったユースホステルを使ってみれば、何故か女子大生と相部屋になる始末(笑)これは何らかの手違い、或いは僕等が部屋を勘違いしたものと思われるが(だってユースで男女相部屋なんてあり得ないでしょ?)件の女子大生はこちらが子供であると判断したのか、あっさり同室を許してくれた。まあ『子供』といっても既に中学生だったもんで、実はもう出す物出してましたけどね(笑)←何を出してたの?

それからルート途上で『サイクルスポーツ』で取り上げられていた『ギターを抱えたサイクリスト』という人に遭遇したりした。また同じく『サイクルスポーツ』に掲載されていた当時の国体ロードレースコースを走ってみて

「こっ、これはきつい…」

と泣いたりもした(笑)とにかくこんな具合に四半世紀前の僕は、サイクリングに夢中になっていた。勿論ロードマンはノーマルのままではあらず、自分なりのコンセプトを以てクランクを『スギノマキシィ』に、ハンドルをランドナーバーに、ブレーキレバーを『吉貝 グランコンペ』に、前後ディレーラーを『シマノ 600EX』に、そしてペダルを『三ヶ島 シルバン トラック』に交換したりもした。『自分なりのコンセプト』とは言ったものの、その実気に入ったパーツをやたらめたら付けただけの、コンセプトもへったくれもない無節操な改造ですな(笑)

この頃になると、他の同級生達もN君に感化され自転車仲間に加わってきた。それ自体は嬉しい事だったが、彼等が駆る自転車は『ブリジストン ユーラシア』やら『ミヤタ ルマン』やら他にも色々あったが(忘れた…←笑)とにかくロードマンを凌駕する自転車ばかり…。しかも皆揃ってロードレーサーやスポルティーフばかりだった。当時の値段で7万から10万近くした高価な自転車を何故中学生が買ってもらえたかよく分からないが、とにかく

『サイクリストとしては僕の方が先達!』

という自負があった僕にとって、僕より高価なピカピカの新車で軽快に疾走する彼等の存在は(何せロードやスポルティーフですから…)羨ましくもあり妬ましくもあり悔しくもあった…(妬むな!)そして実際のところ、重量にして14Kg近くあるロードマンで彼等と走るのは些かきつかった…。決して決して僕が非力だった訳ではなく、自転車のポテンシャルの差が故のしんどさである!!(非力だったのね…)だから僕は新車購入を考えた。しかしロードマンを買ってもらってからまだ1年少々しか経ってなかったもんで、さすがに親に

「新しい自転車欲しいんだけど…」

とは言えなかった…。そこで考えたのは『サイクルスポーツ』の読者欄販売&交換コーナーである『売りたし! 買いたし!』を活用する事だった。本当この頃は、何から何まで『サイクルスポーツ』にお世話になりっぱなしだった(笑)





またまた続く…。
by shousei0000 | 2008-04-12 07:35 | アクア購入の軌跡

ロード トゥ ロードバイク ②

さてさて前回の末尾で触れた通り、小生はとある自転車屋の店先で運命的な出会いをする事となった。その『出会い』というのはそこで働いていたバイトの女の子とで、彼女の可愛らしい笑顔に引き込まれ、小生柄にもなく一目惚れしちゃいました(笑)そしてその彼女というのが、恥ずかしながら今の小生の家内であります…。

はいっ!嘘です!!小生嘘ついちゃいました(笑)だって小生未婚だもん(自己紹介に書きましたね)そんな洒落た『運命的な出会い』なんて、小生にはとんと縁がないも~ん(泣)

とまあそんなジョークはともかく(何だこのくだりは~ッ!←怒)話を進めて参りますが、小生がそこで出会ったものとは、勿論一台の自転車でした。

グリーンとブラウンのツートンに塗り分けられた車体。

キリッとまっすぐに伸びたフラットなハンドル。

共にブラウンで揃えられたグリップとサドル。

それら全てが洒落っ気に満ちており、小生は思わず

「トリノ…トリノ…」

と呟いてしまった。何故そこで『トリノ』が出て来たのかは定かではないが、恐らくは

『イタリアはトリノ辺りでお洒落なイタリア人が“ボンジョル~ノ~♪”とか言いながら乗ってそうな自転車だ!』

という連想が故と思われる(『思われる』って…自分の発言なのに←呆れ)とにかくそのヨーロピアンなスタイルに小生は撃たれた。あっという間に欲しくなった。自転車ブログでよく見られる記述、所謂『自転車に対する一目惚れ』という状態に陥ったのである。

しかし値段を見ると悲しい哉…小生の予算を大幅にオーバーした金額が記されている…。何しろ『○ャスコ ママチャリ』を買うつもりで家を出て来たので、財布には2万円ちょい位しか入っていない。それでも興味は尽きず関心は深く、結局お店に入ってその自転車について尋ねてみた。するとその自転車屋さん(以下『S氏』と略す)曰く

「この自転車は中々良いですよ」

「フレームがクロモリという素材で出来てまして、これが軟らかくしなる素材でして、路面からの振動を分散してくれるのです」

「しかもフロントフォークにはサスペンションが付いてますし、リアにもソフトテールという振動吸収機構が備わってます」

「だからマイルドな、優しい乗り心地になってますよ」

「それからディスクブレーキも装備されているので、制動面でも安心ですよ」

と…。そんな風に長所ばかり羅列されると、増々興味が湧いてくる。そこでしげしげとその自転車を眺めているうちに、タイヤがかなり細い事に気が付いた。全体的にマウンテンバイクの様な風貌をしているのにタイヤが細い事に違和感を覚えた小生は、その違和感をS氏にぶつけてみた。するとS氏曰く

「こういうタイプの自転車を『クロスバイク』と言います」

「マウンテンバイク的なサスペンションやディスクブレーキを装備し、そのくせタイヤはロードバイクに近い細いものを使用している」

「つまりマウンテンバイクの長所『安定性と振動吸収性』とロードバイクの長所『路面抵抗の小さいさ=軽快性』を併せ持った自転車なんです」

「因みにこうした自転車やマウンテンバイクはディスカウントショップなんかで安値で売られてる物もありますが、それらは所謂『ルック車』と呼ばれるもので、サスペンションもディスクブレーキも見た目だけのもので、実際には稼動しないものが多いのです」

「その点、この自転車は間違いありませんよ!買って損のない品物です」

と…。このS氏の説明を受け、小生は増々この自転車に興味を抱いた。いや!もうそんなレベルを遥かに越えて、一気にこの自転車が欲しくなってしまった。
確かに値段は安くはない…。小生が購入予定していた『ジャ○コ ママチャリ』の、ざっと2倍強の金額である。しかし別に手が出ないという程のものではない。そして何より、この自転車を買ったら通勤が楽しくなりそうである。あの途上にある坂だって、この自転車ならスイスイ登れそうな気がする…。

「これは運命なんだ…ジャス○に行く途上でこの自転車屋を見出し、更に気になる自転車との出会いを果たした…」

「これを買わずして何を買うのか?これを買わなくちゃいかん!」

そんな想いに小生は揺れた…。その場ではさすがに

「ちょっと考えてみますね~」

などと言ったものの、その実既に心は決まっていた。そして翌日の朝、件(くだん)の自転車屋が開くのを待ちかねて10時ちょうどに

「あのう…昨日お邪魔した者ですが…」

「あの自転車、やっぱ今日買わせて下さい!」

とのたもうた(笑)かくて小生の四半世紀振りのサイクルライフがはじまった。



続く。
by shousei0000 | 2008-04-10 22:27 | アクア購入の軌跡