
さてさて前回からの続きですが、前回の末尾で触れた通り昨年11月初めてこの多摩大橋を訪れた際、この奇異な形にうたれて写真をバシャバシャ撮っていたところ、小生ひとりのおじいさんに声を掛けられたのでした。
年の頃はそう…70代位か…?
立派な一眼レフカメラを携えており、小生と同じ様に多摩大橋をバシャバシャ撮っています。
そのおじいさんはフッと微笑み、こうおっしゃったのです。
「この橋に…興味をお持ちですか?」
と…。
小生当然『興味をお持ち』でしたから、おじいさんにこう答えました。
「ええ、何か凄く斬新な形をしてるもんでビックリしちゃって…」
「『レトロ』といえばレトロな感じだし、その一方で『モダン』と言われればモダンな気もするし…どっちなんですかね…?」
このコメントを聞いたおじいさんはまたまたフッと微笑み、こうおっしゃいました。
「『レトロ』…ではないでしょう…この橋の完成はここ4~5年といったとこですから…」
「因みに…その年の『田中賞』を受賞してるんですけどね♪」
と…。

ええ~ッ!
たたたた、田中賞を受賞したのーッ!(驚愕)
続く…。