そして…朝の投稿に書いた高級駐輪場のオーナーさん(おじいちゃん←笑)との会話に従い、小生その翌日からフェルーカをこんな具合に停め始めたんだ…。
小生シフト勤務で働いているので、高級駐輪場(笑)に行く時間は朝5時台だったり7時台だったり9時台だったり、果ては14時台(夜勤入り…)だったりと様々なのだが、おじいちゃんはそのいずれの時間に於いても、約束の位置…最前列左側だ…をいつもぽっかり空けておいてくれた…。
小生はおじいちゃんの好意に感謝しつつそこにフェルーカを停めていたのだが、たまに寝坊などして時間ギリギリに高級駐輪場(笑)に着いた時には
「ごめん…おじいちゃん…」
「時間…ねぇ…」
と呟き、『もっと手前の少しでも駅に近い位置』に停めてしまう事もあった…。
我が高級駐輪場(笑)には自転車を停めるレーンが都合4つあるんですが、その左端にはいずれも『小生の定位置』と同じく『鉄の柵』があった。
だから寝坊時なども基本その『鉄の柵』がある位置に停めてワイヤー錠でフェルーカを括り付けていたのだが、その『鉄の柵』の位置がいずれも埋まっていた時には、やむを得ず『何にもない中間の位置』に停めてしまう事もあった…(『盗難云々』はどうしたんだよ!←呆れ)
そして仕事から帰ってみると…何とフェルーカが『小生の定位置』に移動している!
「『不思議な小人』がフェルーカを定位置に戻してくれてるのかなぁ…?」
と思った事もあったけど(メルヒェンか!)無論そんな訳はなく(笑)フェルーカを定位置に移動してくれていたのはおじいちゃんだった…。
おじいちゃんがエッチラホッチラヨチヨチとフェルーカを動かしてくれていたのだ…。
フェルーカは…軽い…その重量僅かに9Kgだ…。
しかし…おじいちゃんは…年だ…その齢(よわい)既に80余…(多分…)
「そんなご高齢のおじいちゃんに力仕事をさせるなんて…」
小生は正直申し訳なく思った…。
ご高齢のおじいちゃんがいかに軽いとはいえ9Kgはあるフェルーカを担ぐ…或いは…後輪を浮かせて前輪だけで転がし移動させる…(後輪とフレームにワイヤー錠を掛けているので、動かそうと思ったら必然的に後輪を浮かせるしかない…)
そんな姿を想像するだけで胸が痛んだ…。
「おじいちゃん…ごめん…」
「もう二度と寝坊しない…」
とその都度猛省するのだが、たま〜にまた…やっちまうんだよなぁ…(三ヶ月に一度位…)
続く…。