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タイムスリップ? 番外編 その4。

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え〜前回からの続きです。

『疾風』の胸熱&wktkエピソード(笑)を少しばかり…(『少し』で済むのか『少し』で!?←疑視)

まずこの『疾風』は…ルックスがすこぶる良いでしょう?

スラーッとしてるでしょう?

でも…キャノピー(『風防』の事だが、ここでは転じて『操縦席』の意味も持つ)の機体全体に占める割合を見て下さい!

あそこに人ひとり乗るんですよ。

つまり…『疾風』は結構でかい飛行機なんです…カテゴリーとしては『重戦闘機』に属します…。

こんなに細っこいボディーしてるのに2000馬力エンジン積んでるんですよ!

むむむ胸熱ぅ〜ん♪
(何なんだそれは!←呆れ)












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『スケールの対比』をして欲しくて、以前載せた零戦の図面を拡大したものを再掲します。

キャノピーが全体に占める割合にご注目下さい。

この零戦が疾風に比べて、明らかに小さいのが分かるでしょう?

この『サイズの違い』は『使用目的の違い』によるものでもあるけど、やっぱ『エンジンの馬力の違い』による部分が大きい。

飛行機の『飛ぶ力』はエンジンによる部分が大きいから(『それが全て』ではありませんが…)『1000馬力エンジン搭載機』は必然的に『小さめ』になり、倍の出力である『2000馬力エンジン搭載機』は『どっしりとしたサイズ』になるのです。

零戦に『コンパクトにまとまった感』があるのは、この辺の事情が故ですね。

しっかし…










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疾風にも『まとまった感』…あるよなぁ〜♪

2000馬力の大パワーエンジン積んでるのに『まとまった感』があるのは、そのエンジンがすこぶる小さいから!

『誉(ほまれ)』って名前のエンジンなんだけど、これが『小型 大出力』のスーパーエンジンなんだ!

そんなん積んでるから『重戦闘機』なのにこんなにスマートなんだよ!!

いやぁ〜素晴らしい♪
(もっちぃ風に←『もっちぃ』って…何!?←今はそんな事を説明してる場合じゃあ…←先を急いで焦っている…)












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疾風の『イケてるルックス』とその理由の一端である『小さなエンジン 誉』の関係についてひとくさり述べた。

当時の日本は今と違って『工業立国』ではなく、最先端の技術はその殆どが欧米列強の品のコピー…悪く言えば『猿真似』だった…。

そんな状況だったから、中々『小さくて大出力のエンジン』なんて作れなくてねぇ…。

太平洋戦争が始まり時代の流れの中で『2000馬力エンジン』が必要になった時も、中々コンパクトなそれを作れなかったんだ…。

でも…最早『2000馬力エンジンを積んだ戦闘機』は必須な形勢…特に…インターセプター(迎撃機=敵の爆撃機を迎え撃つ戦闘機)に於いては…。

そこで当時の日本軍…ここでは旧海軍を例に語ろう…はどうしたかというと、爆撃機に積むエンジンを流用して『2000馬力のインターセプター』を作ったんだね。

爆撃機のエンジンは戦闘機のそれ程制約がないので、『サイズはでかいけどそれなりに高出力なもの』が当時の日本でも作れた訳。

そんな『サイズはでかいけどそれなりに高出力なエンジン』に合わせて戦闘機を作っちゃったんだ…。

それがどれだけ不恰好になるか…ある程度は想像がつくだろう?












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その『不恰好な戦闘機』がこちら…。

海軍局地戦闘機『雷電』です…。
(註:『局地戦闘機』ってのは海軍用語で『インターセプター』の事ね)

いかにも『エンジンが先…ボディーが後』ってな造形だ…。

ぶっといエンジンに合わせて機体を考え、それが故にどってりとした風貌になっている…。

『軽戦闘機零戦』に慣れた海軍パイロット達の評価もすこぶる不評で

「視界不良!」

「舵の効きが悪い!」

「離着陸やりにく過ぎ…殺す気か!」

と散々であったという…。

えっ?何ですか?

「あんた…この『雷電』っての相当嫌いみたいだな?」

ですって?

いやぁ…それが…












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実はそうでもないんだな(笑)

俺…雷電大好きなんだな!

『ぶっといエンジンでバビューンと飛びます!』

『ガーッと行ってコンソリとかバンバン落とします!!』

てなナリが堪らなくてねぇ〜♪
(『コンソリ』って…何!?←ggrks…)

俺がどの位雷電が好きか…そのエピソードをひとつ語ろうか…













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これ…ね…これ俺の愛車アクアね…。
(最早『愛車』とは呼べないか…←含羞)

このアクアを購入した時、俺こいつに『雷電』って愛称を付けようとしたんだ…。

『アクアは紅い→紅い稲妻→雷電じゃん!』

って連想で(笑)

『ガーッと行ってザーッと登ってビューッと下るロードバイクのイメージ』…それが『インターセプターである雷電のそれ』と被ったんだ…。

まあ『ガーッと行ってザーッと登ってビューッと下る』なんて走行はしなかった(できなかった…)のだが…。












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でも…結局こいつを『雷電』と呼ぶ事は遂になかった…。

俺はこいつを製品名である『アクア』と呼び、その活動を綴るブログ(拙ブログ)も『アクアライフ』と呼称した…。

何で『雷電』という愛称をやめたかというと

「やっぱ…ちょっと大袈裟かな?」

と思ったから…。

「『雷電』てないかにも速そうな愛称付けといて、それで『鈍足な走行』に終始してしまったら…」

そんな懸念があったから…。

まあその『懸念』は正しかったのだが(笑)俺は今でも時々想う…。

「あの時…もしもアクアを『雷電』と呼んでいたら…拙ブログのタイトルはどんな風になっていたんだろう?」

と…。

きっと『雷電と征く…』

とか

『漢一匹(おとこいっぴき)雷電と共に…』

といった、叙情性過多なタイトルを付けていたに違いない…。
(『雷電と征く…』はともかく…『漢一匹雷電と共に…』ってのは格好悪すぎだろ!!!←呆れ)













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ま、そんないきったタイトルをやめてシンプルに『アクアライフ』(アクアと共にある生活)に留めた自分のセンス…俺は今でもそれなりに誇りに思うヨ♪

今のおめえのブログタイトルは『気まぐれおぢさんのトホホ日記…(仮題)』だろうが!
てか…『仮題』って…何!?

『仮題』ってのは…文字通り『仮のタイトル』って意味…。
俺ね…今だから白状するけど、本当はある時期から拙ブログのタイトルを『アクアライフF』にするつもりだったんだ…。
『アクアライフF』の『F』は『FELUCA(フェルーカ)』の『F』で、まあ早い話が『アクアと共にある生活…フェルーカもいるでよ♪』てな意味で『アクアライフF』にしようと思ったんだね…。
サッカークラブの『横浜マリノス』と『横浜フリューゲルス』が合併して『横浜Fマリノス』になった故事に倣う部分もある…。
でも…その後の生活の中でアクアもフェルーカも全然乗れなくなっちゃったでしょう?
それで「『アクアライフF』なんてタイトルにするのおこがまし過ぎ…」と思って、一時的に…あくまでも一時的に…緊急退避的な感覚で『気まぐれおぢさんのトホホ日記…(仮題)』ってタイトルに変更したんだ…。
なのに…なのに…













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この珍タイトルがこんなにも長期に及ぶ事になろうとは…(鬱)

だったらアクアとフェルーカにちゃんと乗って『アクアライフF』に戻せばよかろうが!!!(締め呆れ)












続く…。
(最早『戦闘機の話』からも逸脱してしまった…←締め鬱)
by shousei0000 | 2013-05-18 01:01 | 走行距離と短編日記


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