おはようみんな、福島行を明日に控えている小生です。
『福島行』って書くと昨今の諸々の事情から
「大丈夫…なのか?」
「危険では…ないのか?」
「敢えて今行くべき所なのか?」
と取る方もおいでではないかと思いますが…どっこい漏れはメチャメチャ楽しみにしているんだな(笑)
まあ仕事で行くのだから『楽しみ』も何もないんですが、いろんな事を見聞きできるであろう今回のツアーを目前にして(いつの間にか『ツアー』になっちゃったよ←また笑い)どうにも胸躍る気持ちを隠しきれません♪
でも…その前にまず本『シェイクダウン!』シリーズを何としても完結させなければならない…。
こういうの途中で放ってたらスッキリしないじゃないですか…『ソープの話』だけに(笑)
ちゃんと最後までしてピュッって気持ちよく終わりにしたいじゃないですか…『ソープの話』だけに(笑)
スッキリしてからイキたいじゃないですか…『福島』へ(笑)
そんな想いほだし難く、漏れは漸く重い腰を上げて勃ち上がり…いや…『起ち上がり』か?(笑)
まあ重い腰を上げて起ち上がり、本投稿の記述に取り掛かったのでした…。
とはいっても…本来書くつもりだったボリュームにはもう戻りません…。
『抄訳 シェイクダウン!』位のつもりで端折って参ります…。
とりあえず…『ソープの話』(笑)からの再開になります。
皆様…拙ブログ6月9日付記事『シェイクダウン! その9』をもう一度読んでやって下さい…。
そこに諸々の吉原の地図を載せておいたので、それをもう一度参照して吉原の地理関係、特に主要な四本の通り…角町通り…揚町通り…江戸町通り…そして仲之町通り…を把握し直して下さい…。
それが頭に入ってる前提で話を進めますので…。
あの日漏れは吉原の東南角(本当はちょっと違うんだけど…まあ記述上使いやすいので便宜的に『東南角』と称します…)からソープ街にエントリーして『角町通り』で幾つかの著名店を目の当たりにして満腔の意(『まんこうのい』と読みます…『ま◯このい』じゃないよ←笑い)を覚え、そして北進して(これも正確に記せば『北東進して』だ…)『千束四丁目』の交差点を過ぎて『揚町通り』に入ります…。
や、やっぱ何か心配だから、もう一度吉原の地図を挙げておくね(笑)
この地図にある『角町通り』の位置から吉原にエントリーして更に北進して(地図を見ると本来は『北東進』である事がよく分かるでしょう?)『揚町通り』に至り、その後時計回りに吉原を散策致しました。
それではその『揚町通り』から話を再開致します!(前置きナゲー…←自嘲)
ご、ごめん…『揚町通り』の写真なかった…(撮ってなかった…)
だから『揚町通り手前のこのソープ街の写真』でお茶を濁そう…(皆さんにとってはつくづくどうでもいい事でしょうね…)
左手に写ってる『オペラ』ってソープはハードサービスがウリのお店で、『時間内四回戦』を信条に(笑)女の子達が熱心にあ〜んな事やこ〜んな事を頑張ってくれちゃう著名店。
その分お遊び代も当然高いので漏れは行った事がない…(ボードウォークが一台買えちゃうような金額だった筈…)
右手中盤に見える『男爵』ってソープは確か
『メディアの取材は受けない…でも…在籍レディーには絶対の自信がある!』
という古豪ともいうべき老舗であった筈…。
『あった筈』と書いた事から分かるかもしれませんが、漏れはこの『男爵』にも登楼(入店)した事はありません…。
『在籍レディーには絶対の自信がある!』ってったって『取材は受けない』以上『写真のひとつも出ない』訳で、つまりは『どんな女の子がいるかからっきし分からない』訳じゃないですか?
『リスキーそのもの』じゃないですか?
そんなリスク冒してまで行こうとは漏れは思いませんでしたね…。
(おめえが『行った事ある』とか『ない』とか…そんな尾籠な事ばっか書いてんなよ…てか…「『抄訳 シェイクダウン!』でいく」とか言っといてメチャメチャソープについて詳しく語ってるじゃねえか!←まあいいじゃないですか…ちょっと位…)
吉原の北限にあった重厚な樫の木造りの扉?に目を惹かれて近づいてみると…おお!『プレジデント・クラブ』!!
『プレジデント・クラブ』は所謂『熟女系ソープ』というカテゴリーに属するお店で、在籍レディーの年齢層は当然高いんだけど(『熟女系』と呼ばれる所以です←笑)その分『往年の吉原遊びを堪能できるお店』として名を馳せています。
『経験豊富なお姉さま達があ〜んな事やこ〜んな事を濃厚に仕掛けてくるお店』な訳です(また笑い)
そんなタイプのお店だから『技師』(『ぎし』じゃなくて『わざし』と読む)と尊称される女性が多いらしいんですが、その中の筆頭として挙げられるのが源氏名『芹沢さん』です。
『芹沢さん』はもう20年来『技師の筆頭』として称揚され続けているソープ嬢…御歳いったい幾つなのかしらん(笑)…で、そのあまりのテクニシャン振りから『巨匠』とまで呼ばれています!
バブル以降『恋人系接客=素人化』が進み最早『往年のソープ遊び=玄人芸』の堪能が難しいとされている昨今の吉原ですが、それでもまだ『往年のソープ遊びを体現させるソープ嬢』は幾らかは存在する…。
そうしたソープ嬢達はそのキャリア上『昭和のかほりを今に残す女性』で、まあぶっちゃけ言っちゃうとBBAなんですが(笑)それでもその『伝統芸を今に遺す』というスタンスが尊崇の念を生み、先にも記した『技師』と称され敬意を表されている訳です。
そうした『技師』はあまたあれど『巨匠』とまで称揚されるのは吉原広しといえども『芹沢さん』ただ一人…。
とにかく物凄いソープ嬢だそうです…。
所謂『あげまん』な女性だそうで、その効能?に期待して或いは感謝して、数十年来通いつめるお客さんも大勢いるのだだうです(芹沢さん…『数十年来』って…本当に御歳お幾つなのかしらん…)
漏れは入った事はありませんが(だってさすがにBBA…)吉原で遊ばせてもらっている男の一人として、芹沢さんの『巨匠』振りにいつも感心しています…。
『尊敬している』と言っても過言ではありません…。
芹沢さん…凄いです…。
『無形重要文化財保持者』(人間国宝)の受賞を受けてもいい程の『巨匠』です…。
でも…でも…芹沢さん…
貴女が何年か前から使用している『芹沢加茂』って源氏名…あれ…何なん?
『芹沢加茂』(せりざわかも)って表記見たら普通同じ音(おん)の『芹沢鴨』(せりざわかも)を連想すると思うけど、『芹沢鴨』ってったらあんた…あの『新撰組』の初代局長さんじゃないですか!
むさ苦しい大男(かどうかは知らんが…)じゃないですか!
何でそんな『男』を連想させる改名したのさ芹沢さん?
芹沢さんはもしかしたら昨今流行りの『歴女』でそれで『芹沢鴨』を連想させる『芹沢加茂』に改名してご満悦なのかもしれないけど、ソープのお客として遊びに行く人にしてみれば『男』を連想させる『芹沢加茂』って源氏名は『マイナス要因』にしかならないと漏れなんかは思うんだけど…
こちらが件の芹沢鴨氏の旧き日のポートレート…。
みんな…こんな侍連想しながらエッチできる?
漏れは…ちょっと無理…。
(何なんだこの与太話はッ!!!←呆れ)
場面は変わりまして…今度は『江戸町通り』での一コマをば…。
お店(ソープ)に寄って撮ってみた写真…。
この写真載せるの何回目かね(笑)
この場面に一番『吉原らしさ』というか『吉原の抱える事情』というかを感じ、この写真を撮りました。
この写真右手の三軒のソープランド…ヨーロッパのお城や邸宅を模した造りがお洒落っちゃ〜お洒落ですが、ある意味『古臭い感覚』じゃないですか?
ラブホなんかにもこういう造りのあるけど…それもまあ『古臭い感覚』じゃないですか?
『昭和っぽい…』そう思うじゃないですか?
ラブホなんかの今の流行りは『ヨーロッパ』より『アジア』…『お城・邸宅』より『リゾート』…。
自転車でローカル流してるとそう感じます…(ローカルではラブホをよく見かけるもんで…)
ソープだって当然そうありたい訳です…(多分…)
『お洒落なアジアンリゾートを模した造り』にして今風にクールにいきたい訳です…(多分…)
でも…できない訳です…吉原では…。
何故か?
それはそれを規制する法律があるから…。
以前本シリーズに記載しましたが、1984年に改正され翌1985年に施行された所謂『新風営法』により、ここ吉原ではソープランドの建物の改装は認められても改築は認められなくなりました…。
『建物が老朽化してきたので内装をいじる』までは『あり』ですが、『それをそっくり新しい建物にする』のは『無し』なのです…。
公権力はこの法を以って
『暫定的措置として吉原でのソープランド営業を認める』
↓
『建物が老朽化して改装で済まなくなったら廃業させる』
↓
『ゆくゆく全てのソープランドは廃業せざるを得なくなり、将来的には吉原はソープのメッカから青き清浄なる住宅地に♪』
という『風の谷のナウシカ方式』をとった訳ですが(と漏れは思っている←笑)それ故この地のソープランド建物の外観は現代の視点で見ると『古臭い…』『野暮…』な感じが否めない…。
『昭和のかほり』がして当然な訳ですよ…昭和60年(1985年)に施行された法律で建物的な時を停められたのですから…。
『古臭くて』『野暮で』『昭和のかほり漂う』吉原のソープ街…。
でも…そこがいい!
『そこがいい』じゃないですか!
このいかにも
『風俗営業店舗でございます!』
『男性のそっちの欲望…満たします♪』
て感じの淫猥さが堪らないじゃないですか!
吉原のソープランド建物に建築史や美術学上の価値は何ひとつ無いでしょうが
『昭和後期の風俗店舗の在り方を今に遺す』
という意味では大いなる価値があるのです!
「ユネスコに『歴史遺産』として認定させてぇ…」
そんな事を考えながらボードウォークで吉原を流してましたね(笑)
これも…見てよ…。
今度は『和式』ッス(笑)
いや〜今(現代)の感覚だったらぜってーこんな造りにはしなかっただろうね(また笑い)
『女遊び』
↓
『お大尽様・お殿様』
↓
『大名』
↓
『城』
という連想で『お城を模して造られた』んだろうね(三度笑い)
しかも『お城っぽい造りにした』のではなく『お城っぽい装飾を貼り付けただけ』ってところがチープっぽくて堪んね〜(爆笑)
まあこの写真の『角えび』というお店は『格安ソープのはしり・大御所』であるので、こうした
『お店の外観や内装に無駄なお金はかけず女の子やサービスで勝負!』
ってスタンスが質実剛健っぽくて好感持てるんですけどね〜♪
↑
あんた…ソープについて本当に詳しいな…何でも知っているんだな…。
↑
ええ、何でも知ってます!
分かんない事あったらどんどん聞いて下さい♪
↑
認めるな!!!(また呆れ)
「何なんだよこのクソ面白くもない写真は…」
と思う方もおいでと思いますが…これ…さっきの『角えび』の真向かいの写真ね(笑)
ちょっと笑っちゃった!
「ソープからくるっと後ろ向いたら…こんな普通の住宅地かよ!?」
ってね(また笑い)
本シリーズの冒頭にも書きましたが、ホント吉原って『巨大ソープランド街と普通の住宅地が隣り合わせ』なんです!
『非日常と日常が融合してる』んです!
そんな『奇妙なる街』を示す写真をもうひとくさり…。
こちらは…公園です…。
樹木が木陰を作っていて涼しげですよね?
鳩なんかもチラホラいて和みますよね?
パッと見極々普通の公園です…何の変哲もございません…。
この写真には写ってませんが、地域の人々と思しきおじさん達もこの公園でのんびり寛いでました…。
でも…そんな『地域住人の憩いの場』であるこの公園の奥には…
ラテンクォータ(笑)
↑
『ラテンクォータ』ってのはソープランドの店舗名ね。
遊具の向こうには…嬢王蜂(笑)
↑
『嬢王蜂』ってのも…ソープね。
樹木の向こうに見える青い建物がそう…。
「『子供達が遊ぶ遊具の先にソープ』とか…教育上大丈夫なのかこれ…」
とちょっと心配になりましたが、生まれついてからずっとソープと隣り合わせに生きてきたこの街の人々にとっては
「だから…何?」
「ソープなんて『街の景観の一部』なんだけど…水とか空気みたいに『あって当たり前なもの』に過ぎないんだけど…」
というものなのかもしれません…。
我が街入間だって似た様な光景がある…。
入間には航空自衛隊の基地があるので、轟音をたてる大型機(C-1♪)や甲高い音をあげる小型機(T-4♪)なんかがビュンビュン超低空で飛び回ってるけど、他の地から来た人にしてみればビックリしちゃうかもしれないその光景も、我々入間に住まう者にとっては『慣れっこの日常』に過ぎないからなぁ…。
飛行機の音を子守唄代わりに生きてきた我々にしてみれば、他の地から来た人に
「あの音…うるさくないの?」
と聞かれたとしても
「えっ?今飛行機飛んでた?」
「ごめんごめん、毎日の事だからもう音とか慣れっこであんま意識してないないんだ…」
と答えるしかないからなぁ…。
「エンジン音だけで機種聴き分けられるよ♪」
「あれは…C-1…あれは…T-4…あれは…YS-11…」
って全部ピターッと言い当てられるもんなぁ…(それは漏れだけかもしれませんが…)
『日常と非日常の混在…』
『住んでいる人にとっては当たり前…』
そんな事を考えながら吉原散策を終えました…。
そして…そんな思索の刻?を与えてくれたボードウォークに
「こんなん感じられるのボードウォーク買ったからや…」
「楽しい自転車やな…ボードウォーク…」
と感謝の意を新たに致しました…。
↑
とってつけた様に『ボードウォーク云々』を持ち出しやがって…。
つまり…あれだろ?
『普通に吉原来る時は女遊びの事で頭が一杯で(笑)他に考え事なんかする余裕ないけど、この日は女遊び(笑)する予定がなかったからボードウォーク乗りながら色々考えた』
ってだけの事だろうが?
当たりだろ?
↑
です…(含羞)
↑
認めんな!!!(締め呆れ)
続く…。