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クラーケンクエスト! その3。

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俺マヂス(しつこいけど『漏れのゲームキャラ』な←笑)と愛馬アクア(笑)は『バシルーラ』でタラ川(多摩川←笑)の右岸に飛ばされた!(上の画面キャプチャー見て!Runtastic Road Bikeめ…)

それをした相手は当の敵である『クラーケン』(佐島の真蛸←笑)だった!

俺の元に声として現れたクラーケン…でも実体はない…声だけだ…。

「つまり…『念話』ってやつか?」

「じゃあ実体はここにはいないな…おそらくは彼の拠点である『サジマ』(まんま←笑)にいるのだろう…」

そんな風に俺は分析した…。

実体がここにいないのは一安心だが(だって『のっけからいきなりラスボス戦』とかおかしいでしょう?←笑)実体がいないからこそ彼の恐ろしさを感じる…この距離でバシルーラを使うとは…。

俺が今いるタラ川右岸からサジマまではおそらくは80リーグ(『リーグ』とはこの世界の距離の単位。1リーグは1Kmに相当←意味ないだろそれ!?←呆れ)はある…その距離を物ともせずバシルーラを使うとはさすがは悪の首領…。

俺はこの時まで今回のクエスト(任務)を『道案内』位に考えていた…我がサヤマ氏族国(狭山市←笑)の首領サヤマ4世(ホント誰なんでしょうね?←笑)の依頼が『サジマへのルート探索』であったから…。

しかしバシルーラを使われた事で俺の考えは変わった!

クラーケンは80リーグ(やっぱRPGやヒロイックファンタジーには『独自の度量衡』がなくちゃね←笑)の距離を物ともせず魔法を行使できる存在…つまりは我がサヤマ氏族国にいかようにも魔法で干渉できる輩…。

そんな危険な存在を放っておけない…クラーケンが我々の世界に干渉してくるなら、それを排除せねば我々に明日はない…。

それに…クラーケンは俺を『マヂス』と呼んだ!俺が名乗りもしないのに『マヂス』と呼んだ!!

つまりは『俺の名前』『俺のクエスト』を知っているのだ!80リーグの距離(やっぱかっちょえー!←笑)を隔てたサジマの地で全てを見透かしているのだ!!

やはり危険すぎる相手…倒さなくてはならない…今は無理としてもいつかは…。

だから俺はクラーケンの声がする空に向かって叫んだ!

「クラーケン!貴様は俺のクエストを知っているな?だからバシルーラをかけたのだな?」

と…。

するとクラーケンは含み笑いをしながら答えた…。

「その通り…我はぬしの存在を知っている…その目的とするところも…」

「まあ悪い事は言わぬ…引き返すのだな…」

と…。

「引き返す?誰が!冗談じゃない!!」

と俺は叫んだ!

「貴様は我がサヤマ氏族国に干渉する憎き敵だ!80リーグの距離を物ともせずバシルーラをかける恐ろしい存在だ!倒さなくてはならない!!」

俺の叫びが空に吸い込まれる!

「倒す?ぬしがか!?」

「『魔法を使えぬ旅の傭兵』であるぬしがこの我を倒すと言うのか?その気概たるや佳し!」

「しかしだなマヂス…今ぬしは我のバシルーラにまんまと飛ばされたのだぞ…こんなものはまだ序の口に過ぎぬのだぞ…」

「哀れなるかな人の子よ…魔法を使えぬ身で我の魔法にどう対抗するつもりかな…クックック…」

クラーケンの長広舌が空にこだまする…。

「ああそうだ…使えない…俺は魔法が使えない…」

「だが…この世界のどこかに『ひかりのたま』(光の玉)という秘宝が存在すると聞く…『全ての魔法の効果を無にする究極の宝物』と噂されている…」

「いつの日にかその『ひかりのたま』を探し出し、その旅の中で力をつけて貴様を倒す!」

そう宣言した俺にクラーケンは哄笑した!

「『ひかりのたま』!善哉善哉!探し出してみるがいい人の子よ!そしてサジマに来るがいい!!」

「ぬしは中々面白い男じゃな?我はぬしが気に入ったよ!サジマで待っておるぞマヂス!!」

「ただちょ〜っと邪魔はするぞ!なぁに『ちょっとした悪戯』じゃ!我はこう見えて『お茶目さん』じゃからな♪」

「せいぜい頑張るのじゃな!ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

最後の哄笑と共に晴天の日中なのに暗かった空が明るいくなり陽光が舞う…クラーケンはこの地を去ったようだ…。

『念話』だけではあったがその圧力をひしひしと感じた…やはりクラーケンは恐ろしい奴…彼を倒す為には『それなりの修行』をしなくてはなるまい…。

『ひかりのたま』は何としても探し出さねばならないし、それとは別に『俺のレベル』も上げなくてはなるまい…『今のレベル12』ではとてもとても…。

ラスボス戦ともなれば『レベル50』は必要…『その高みに俺を上げてくれる修行』とは一体どんなものか…(『ヤビツ』『鶴』『激久々の秩父行』位で足りるかな?←笑)

「とにかくやるっきゃない!」

と俺は独りごちする…そして更に呟く…。

「にしても…『お茶目さん』とは…」

「クラーケンってば何気に変な奴…」

と…(笑)












































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クラーケンが去った事でその後の旅程は順調にいった。

タラ川の左岸に移った俺は本来のルートである『かぜのみち』を見出し、それにのって『サジマへのルートの探索』を開始した。

『かぜのみち』は川沿いに進む道…この時代旅人は川沿いの道を使って四方に旅をする…。

俺も『旅の傭兵』だから川沿いの道はよく使うのだが(入間川CRとか荒川CRとか←笑)『かぜのみち』(多摩サイ←笑)は初めて来たから物珍しさが先に立つ!

「どんな道なんだろう…」

と思いながらアクアを進めた…。













































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『かぜのみち』の標識を発見!

中々趣きのある名だ『かぜのみち』とは!

ただ…『かぜのみち』というと『川沿いの風が爽やかな道』という感じであるが、川沿いの風は時として『暴力』になる事を知っている俺はあんま楽しくなかったな…(強い逆風が吹くとCRは『峠みたいな存在』になるのだよ…←色々と思い出し鬱)















































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『かぜのみち』の所々にこんな表示があった!

『海まで35リーグ』とある…タラ川沿いの道も遥かなる海に続いている…。

「今日はクエストだからそんな事はしてられないけど…いつの日にかタラ川を何リーグが下って海に行くのもいいかもな…」

なんて事を思ったりした…。

えっ?何ですか?

「『多摩川』『35Km』と書いてあるけどそれは!?」

ですって?

な、何を言っているんだ君達!

『タラ川』『35リーグ』と書いてあろうが!(汗)
引き続き『厨二の世界観』をお楽しみ下さい(笑)







































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と…その時だ!

『かぜのみち』に激しく波打つ段差を発見!!

こんなものにハイスピードで突入したらアクアの蹄に悪影響なので(厨二ワールドをお楽しみ下さい←笑)手綱を引いてやり過ごす…危ないところだった…。

これはきっとクラーケンが宣言していた『邪魔』『ちょっとした悪戯』なのだろう…こうした小細工をして俺とアクアの足を止める算段なのだろう…。

「こんなもんに負けるもんか!」

「貴様の悪戯なぞ物ともせんわクラーケン!」

と呟きながら俺達は先に進んだのだった!
(多摩サイ名物『減速ブロック』初めて見た←締め笑い)
















続く…。

by shousei0000 | 2017-09-16 20:08 | アクア 走行


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