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秩父三十四ヶ所 第二夜 その6

さてさてそんな訳で
突如キャパの化身となっちゃった小生ですが
(ちょっとデジカメ買っただけで『写聖』ともいうべきキャパを名乗るな~ッ!←怒)
それではそんな流れを醸し出した小川町というのは、一体被写体としてどんな魅力があるのでしょう?何がそんなに小生を惹きつけたのでしょう?

それは一言で言ってしまうと『レトロ』という事になるでしょう。ん~ただ小生としては『レトロ』という言葉だけでは括りたくないなあ・・・。なんつーんですかね、ここ小川町は古くから『和紙の里』と知られていた訳ですが、その生産した和紙を地域外に輸送する、或いはこの小川町地域へ生活物資を搬入するといった事で、この町の中心地辺りはちょっとした交易地、交易路になってたみたいなんですよね。その歴史は遠く鎌倉時代にまで遡るという・・・。
『花和楽の湯』にあった小川町の説明書きに、そう記されていたから間違いない!
(そんなにわか知識で、町の歴史を語るな~ッ!!)


で、ですね、上記の事情に加えて、おそらくは養蚕地である上州(群馬県)との交易路にもなっていたであろうから、ここ小川町はその昔それなりに栄えた場所だった筈である。実際その名残と思われる旧い建物や蔵の類が、そこかしこに散見できた。でもね、今現在の小川町は、こんな風に書くと熱烈な小川町フリークの人(いるのかな?←笑)に怒られちゃいそうだけど、正直言ってくすんだ町である(ごめんなさい!)町の栄華はおそらくは昭和30年代位がピークだった様で、そこで時間が止まってしまった様な景観が町のメインとなっている。

こうした景観地は東京(だけじゃないけど)の下町地域、例えば谷中なんかがそうですが、まあそうした地域に、実は今でも結構見られるものである。そしてそうした景観地は例のあの映画のヒットをきっかけにして、昨今人々の注目を浴びる様になった。
そうした著名なレトリーな地域(そんな言葉あるんかい!)に比べて、ここ小川町は無名である・・・。ノスタルジックを求めて谷中を訪ねる人は珍しくもないが、同じ目的で小川町をわざわざ尋ねる人は、おそらくは皆無に近いであろう。

レトリーフリーク(だから!そんな言葉あるんかい!)の鑑賞に耐え得る、実力ある確かな景観を有しているのに、その筋の人々の注目を浴びる事なく埼玉の奥地にひっそりと佇み続ける可哀想な小川町・・・。


でも、そこがいい!!
「俺だけが知ってる隠れ家的レトリースポット!」って感じが堪らなくいい!!


それとですね、歴史的街道街としての側面から小川町を見てみても、これも正直大したものではありません(あんた!誰かに小川町をこきおろす様に指示でもされたんかい!←とんでもない!それどころか、小生今回の旅でこの町大~好きになっちゃいましたよ!『みっつめの心の故郷』にしてもいい位に思ってますよ♪←何でみっつもあるんだ~ッ!!)
町の区画自体がワンブロック位しかない上に、そこに立ち並ぶ建物郡も、そりゃ~良い雰囲気は醸し出してはいるものの、その実、遺物、遺産としての価値は少なくとも学術的にはそれ程のものではないだろう(多分ね)同じ街道街でも川越(川越って街道街でいいんだよね?)辺りに比べると、街の規模も注目度も遥かに劣る・・・。『和紙の里』としての存在感はともかく、この町の歴史的景観に期待しそぞろ歩きする観光客なんて唯のひとりもいやしない・・・。


でもそこがいい!
「俺だけが知ってる隠れ家的街道街」って感じが堪らなくいい!!
(同じ論法を二度も使うな~ッ!)



小生がそんな小川町の魅力に気付いたのは、県道30号線から国道254号線にぶつかる手前の町並みを見た時だった。そこには小生を「ウホッ♪!」と唸らせる建物(つーか『店』ね)が並んでおり、それがまた一軒や二件じゃなかったので、小生興奮して「ウホッ!」「ウホッ!」と唸り続けて
それで小生、ゴリラになっちゃいました~♪
(そんなボケはいりません!!!)
その時は秩父に向かって急いでいたので・・・あっ、訂正!その時は寄居橋に向かって急いでいたので(つまりもう秩父に行く気力が尽きていた時点ね←笑い)素通りしたのだが、前回記した事情でUターンしたので、その心に残る光景を写真に収める事ができた。
いや~人生、何が幸いするか分かりませんね~♪
(だから!そういうボケはいらないって!!)


それではその『心に残る光景』を披露します。
言っとくけど『お子ちゃまデジカメ』で『オートモード』で撮ったんだから、写真の出来栄えに四の五の言わない様に!(だったらキャパを名乗るんじゃねえッ!!)




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      オウ!ジャーパニーズ・トラディショナル・ベジタブルスタンド YA・O・YA!!
      ひさしの上の壁にひび割れ?があるのがソウ・セクシー♪



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       ハイ・ファッション?ソノエイゴ、ガイジンニハツウジマセ~ン(笑)
       にしても、こういう『自分の所で服を作るテーラー』って減ったよね~。
       あとさ、これまた『にしても』なんだけど、看板の字、歪み過ぎだよね(またまた笑い)



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       こっ、これもまたシブい造り・・・。
       『紙店』ってところが『和紙の里』小川町らしくていいよね♪



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       ここまで載せた写真のお店が並ぶストリート。
       このくすんだ感じ(勿論褒めてるんです!)いいよなぁ~♪



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       上記ストリート出口(国道254号線との合流点)にあった時計店。
       時計店だから看板のシンボルは歯車!気が利いてるよなっ♪(ペヤング←笑)
       看板の電話番号が消えているのは、画像処理したからじゃなくて最初から。
       こういうところも、気が利いてるよなっ♪(ペヤング←しつこい!)
       電話番号載ってたら、ブログにはアップできなかったからね~(笑)



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       上記時計店がある合流点。
       しっかし歩道ってこんなにぐんにゃり曲がってるものでしたっけ?
       あと信号のたもと(時計店の右隣)にあるお店だか家だか、そんな所に造ってインカ帝国
       (カラムーチョ♪←このギャグ大好きなんですよ!)









・・・あ、もう9時半か・・・。夜勤に備えて寝なきゃ・・・。
という訳で、続きはまた明日!・・・明日は無理かな・・・明後日かな・・・。
(どうせまた5日位空くんだろ←嘲笑)
by shousei0000 | 2008-07-21 08:34 | 秩父三十四ヶ所


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