✳︎補記完了!読んだって♪
(この部分は一週間程経ったら消します…)
こんばんは…というか…この投稿挙げる頃はもう『おはようございます』になっちゃうのかな?な小生です(笑)
一昨日の投稿『6月21日版 アスパラ通信』を挙げた後予告通り海沿いのエリアを回ったんだけど、うん…何かもう色々と凄かったよ…。
「うわぁ…」
「うわぁ…」
って呟き通しでしたね…。
そんなんだったからその辺の話を早く綴りたいところなんですが…漏れまだみんなに『何で漏れが福島に来たか』説明してないじゃないですか?
『福島で漏れが何をしているか』説明してないじゃないですか?
だからまずそれを説明しようと思って、本稿を先に挙げる事に致しました。
以外綴る本文の冒頭の部分は3日程前から温めていたもので(下書きしていたもので)故に無用な冗長さが鼻につくとは思いますが、そこのところはどうかお許しあれ!
『冒頭の部分』を過ぎたらサクサクいきます!
『漏れは何故福島に来たのか?』
『そしてそこで何をしているのか?』
基本この2点をなるべく脱線しないようにして(笑)ご説明します!
本稿の骨子は実はその後の事…福島行を受けてフォールディングバイク購入を企図した事…にあるんですが、今回はその辺の事は少しだけの記述に留めます。
『漏れは何故福島に来たのか?』
『そしてそこで何をしているのか?』
『更に…どうしてその福島行に向けてフォールディングバイクを買おうと思ったのか?』
この3点のみ今回は語らせてもらいます。
それではそろそろ参ります…。
<以下暫く3日程前の下書きより>

さぁー遂に始まりましたるこちらの新シリーズ!
(シリーズ物に…なるのか?←シリーズ物に…なるのです…しかも…それなりの長さの←笑)
漏れが高2の時(確か…)『夏休み読書感想文』の題材に指定され、一生懸命読んでみたが遂にその内容が全く理解できず(言い回しが難しいんですもん…)それでいて
「タイトルは素敵だな♪」
と思った新渡戸稲造氏のこちらの著書から副題を拝借して(笑)我がフォールディングバイク購入を綴らせてもらおうと思います…。
因みに…タイトルには『折り畳み自転車』を使い、それでいて本文中では『フォールディングバイク』を使うとややこしい限りなんですが(また笑い)これまでもそうしてきた通り、漏れは折り畳み自転車の事を基本『フォールディングバイク』と称します。
その理由は…その方が格好良いからです(三度笑い)
でも…一投稿の最初の部分では
>フォールディングバイク(折り畳み自転車)
とか
>折り畳み自転車であるフォールディングバイク
といった説明的な表記を致します。
その方が親切だとおもうからです。
『フォールディングバイク』ったって何の事だかよく分からない人もいると思うのでかように説明を加える次第…気が効いてるよな♪(ペヤング←笑)
とまあそんな訳で、漏れがフォールディングバイクであり折り自転車であるボードウォークを購入するに至った経緯を『今般福島に行く事になった理由』『そこでやるべき事』といった事も交えてご説明致します。
願わくばあまり長くならん事を…(笑)
<下書してたのはここまで。以下改めて綴ります>

それは去る4月の頭頃の事…。
漏れが4月5日に『初二郎』した頃…確かそんな時分だったと思います(笑)
漏れは4月1日に異動したばかりの職場で上司の呼び出しを受けて個室に誘われました。
何分にも異動したてでしたので『上司に呼び出しを受ける理由』が皆目見当つかなかったんですが
「『お叱り』かもしれない…」
「『小生さん…お年寄りへの声掛けとかもう少し優しくして!』とか…」
辺りかと思い、オズオズしながら個室に入ったのをよく覚えています…。
しかし『呼び出しを受けた理由』は幸いにして『お叱り』ではなく(ホッ♪)上司は手元の資料に目を落としながらこう言いました。
「小生さん…6月中旬から半月程の期間で『福島の施設への応援業務』というのがあるんだけど、それに小生さんに行ってもらえないかと思いまして…」
「如何でしょう?」
と…。

その上司の言を聞いた瞬間、漏れは
「行きます!是非行かせて下さい!!」
ととても良い笑顔で即答した!
上の写真はその時の笑顔を模したものだが、粒子の荒い写真になっているのは『宿舎外で喫煙中』だからごめんなさい…。
(漏れがいる宿舎は厳密に『禁煙』とはされてないけど『喫煙は屋外を推奨』とされている…←いろんな人がローテーションで使うからね)
まあそれはともかく(笑)漏れは上司の言を聞くなり
「行きます!是非行かせて下さい!!」
と即答した訳です。
応援業務の内容や事業所の所在地等をろくすっぽ聞かないうちに即答した訳です(また笑い)
何故そうまでして『行きたい!』と思ったかというと…これをまともに書いたらそれだけで一大シリーズ物になっちゃうから(三度笑い)端折って箇条書きで記させてもらいますと
①以前から『募金以外の形で被災地に貢献したい』という想いがあった。
②『被災地の現状を自分の目で見れるまたとない好機』と捉えた。
③『他施設で働く事で自分の介護を見直すと共に、その場限りのものではあっても、福島の施設の方々や漏れと同様に派遣される応援スタッフの人達と連携して良い人間関係を築きたい』と感じた。
という三点が挙げられます。
この中の③については、以前中越地震の際新潟に派遣された知人介護士が『現地で同様に派遣されてきた人達ととても良い仲間になった』的な話をしたのを聞いた覚えがあったので、自分もこの福島行を通じて周囲の人達と『良い連携』をとり、できれば『良い友達』(良い介護仲間)になれたらと思ったのだ。
そんな想いから漏れは上司の言を即座に首肯し、その後数日の間福島行への期待に胸を膨らませていたんだけど、そんなある日漏れはとある事に気付いて愕然とする事になったのです…。
えっ?何ですか?
「それは…あれだろ?」
「『自分が働く事になった施設が原発に近くて俺涙目…』てな奴だろ?ざまあねぇ…」
ですって?
ノンノン!それは違います!
原発如きで漏れの意志は揺らぎません!
まあ上司に貰った資料にある住所をGoogleマップでひいたら思ってたより原発に近くて一瞬ギョッとしたりはしましたが(笑)そんな事位で『漏れの福島行に賭ける想い』は揺らぎはしなかったんです!
それでは『何に気付き』『どう愕然としたか』というと…

これ…ね…。
これ『リア充 画像』で検索して引いてきた写真ね…。
いますよね…こういう人達…。
誰にでもすぐ話し掛けられてあっという間に仲良くなって知り合って数日しか経っていないのに飲み会とかやっちゃって、その飲みの席上で
「ドライブ行くっしょ!行くしかないっしょ!!」
「行く〜♪」
てな関係になる今風の人々…。
でも…漏れは違う…そういうグループの人じゃない…。
漏れもね…初対面の時よく人に話し掛けるのよ…。
沈黙が不安でさぁ…だから一杯話し掛けるのよ…。
でも…だからって『人懐っこい奴』とは思われない…。
『変な奴…』『きょどってる輩…』と思われる事が多い…特に仕事に於いては『覚えが悪い』から尚更だ…。
漏れが人と仲良くなるには時間がかかる…。
短くて三ヶ月…或いは半年…最悪1年位経って漸く
「小生さんってこういう人だったんですね?漸くその良さが分かりましたよ♪」
「正直最初の頃は『変な人だなぁ…』って思ってましたよ(笑)」
と言ってもらえるようになる…。
でも…今回の福島行の期間は『半月』です…。
『半月』ってったら長い感じもしますが、平たく言えば『二週間』…全然長くありません…。
『二週間』ってったらあんた…漏れの通例でいえば『「変な人…」「きょどってる…」と思われる絶頂期』に他ならない…。
ダメだぁ…(悄然)

という訳で…4月上旬に早々とその事に気付いて愕然とした漏れは、上掲引用画像にある③の部分についてはあっという間にそれを断念するに至りました…。
まあ一足飛びに『断念する』というのはちょっと言い過ぎとしても
>福島での介護生活を通じて『良い友達』(介護仲間)を得る。
という遠大な目標は
>福島での介護生活を通じて、なるべく『変な人…』『きょどってる奴…』と思われないようにする…。
という消極的防衛的なものにその姿を変えたのです…(また悄然)
「しょうがないよ…漏れ『人見知り癖』あるもん…『他者と仲良くなるのに時間かかるタチ』だもん…『結局最後まで仲良くなれなかったってのもままあるクチ』だもん…」
「『福島で友達』なんて夢のまた夢…」
そう諦めるしかなかったんです…。
でも…それって何気に辛い…。
二週間もの間アウェイの地で(福島で)友達もなしで独り過ごす…。
福島の施設のスタッフの方々とは業務上のやり取りしかできず、同室となるであろう応援職員とは(本福島行で『同室者がいる事』は最初から確定していた)日々の挨拶のみに留まり、応援事業所と宿舎の往復のみに終始する生活…。
考えてみただけで暗澹たる生活…。
何で漏れ『福島行』なんか引き受けちゃったんだろう…(三度悄然)
そんな複雑すぎる想いの中、漏れは遂に『ある決断』をするに至りました…。
それはどういうものかというと
「『友達を作るのが無理』なら『友達を連れていけば』いいじゃん?」
「『友達連れていけば』孤独な福島ライフでも少しは寂しくないかも…」
というもの…。
そうだ…福島に『友達』を連れていこう…。

という訳で…漏れは本福島行に『友達』を連れていく事にしたのでした…。
その『友達』というのは…上掲写真にある我が愛バイク達であるアクアとフェルーカです(笑)
まあバイクを『友達』と称するのは些か寂しい気持ちも致しますが…しょうがないじゃん…漏れ『人間の友達』なんて殆どいないんだもん…。
それに…どっちにしたって『人間の友達』を福島に連れていく訳にはいかないんだから…(遊びに行く訳ではありませんからね…)
だからアクアかフェルーカを福島行に伴おうとした訳です…。
孤独な福島行(になると思っていた…)の中でも、宿舎自室に上げたアクアかフェルーカがいれば
「アクア…今日こんな事があってさ…」
「フェルーカ…今日あんな事があってさ…」
とグラス片手に話し掛ける事ができるから寂しくない…(いや!メッチャ寂しいからそれ!)

ただ…『大問題』がひとつ…。
それは…漏れ『輪行』した事がない…。
上掲写真にある通り漏れは輪行バック自体は持っているけど(2011年3月にブルベに備えて買いました)その実それを使った事が一度もない…。
「なのに…福島行でいきなり『初輪行』…」
「メッチャ敷居高いだろうそれ…」
そう思わずにはいられませんてました…。
まあ『福島行で初輪行』も何もそれが不安だったら『近場で練習』すればいいだけの話なんですが、今から思うと漏れは『フルサイズの自転車を輪行する事自体が不安だった』のだと思います…。
フルサイズの自転車は…バラして輪行バックに入れてもでかい…。
フルサイズの自転車は…バラす時金具かましたりバンドで止めたりディレーラー保護したりしなくてはならない…。
そうした諸々の事柄が堪らなく煩わしそうに思えたのです…(どうしようもない面倒くさがり屋さんです…←自嘲)
でも…自転車はやっぱ福島に連れていきたい…じゃないと…孤独…。
だが…輪行はやっぱめんどい…それは小径車であるフェルーカでも同様…。
(フェルーカはフレームジオメトリーが大経ロードと一緒なので輪行の際あんまりコンパクトにはならんのです…←ホイールが小さい分『大経よりややマシ』程度…)
じゃあ…どうする…。
どうするんだよ…漏れ…

「『フォールディングバイク』なんてどうよ?」
漏れは思った。
「『フォールディングバイク』なんて…どう?」
漏れは思った。
フォールディングバイク…即ち『折り畳み自転車』…。
実のところ漏れはそれまでフォールディングバイクに興味を持った事が殆どなく、それ故その知識に乏しかった…。
上掲写真に挙げた『BD-1』…英国文化の香り漂うという『ブロンプトン』…そして我がクロスバイクであるソーセージ号(笑)絡みで『KHS製の折り畳み自転車群』…その程度しか知らなかった…。
『無用の自転車』にしか思えなかったんだ…。
『折り畳んでコンパクトに持ち運びはできる』
とはいうものの
『その折り畳み機構の分だけ重量がかさむ』
というマイナス点…。
『特異なフレーム形状だけど意外に走る』
とはいうものの
『所詮は同クラスの折り畳まない小径車やましてや大経ロードには全く敵わない』
というマイナス点…。
『コンパクトだからいつでも身近に置いておける…まさに【いつも自転車と一緒♪】』
とはいうものの
『価格は必ずしも安いものではない』
というマイナス点…。
大体やね、フォールディングバイクから自転車に入ってその後ロードに進出した方なんかは、結局その『足掛かりになったフォールディングバイク』に殆ど乗らなくなる事が多いんだ…。
漏れが読んでいるロード乗りの人のブロクにも書いてあったもん。
>BD-1にはもう全く乗っておりません(笑)
と…。
『元々はフォールディングバイクに乗って楽しく遊んでいたけど、ロードに乗ったら走行性能に劣るフォールディングバイクに飽き足らなくなり、やがて全く乗らなくなった』と…まあそういう事ですよね?
であれば…逆もまた真なり…。
『元々ロードに乗って楽しく遊んでいた者がフォールディングバイクに乗っても、その格段に劣る走行性能故に全く楽しめずすぐに飽きる』と…まあそういう事になるのではあるまいか…。
『折り畳んでどこへでも持っていけて、それでいて一応はスポーツ自転車っぽいライドができるフォールディングバイク』ってのは、結局のところ『色々詰め込み過ぎた自転車』に過ぎない…。
かつて日本海軍主力戦闘機『零戦』の後継機となる筈だった試作戦闘機『烈風』は、軍の過剰な要求…軽空戦性能、高速度、重武装、大航続距離、強防弾性…の全てを満たそうとして、結局その全てが寸足らずな失敗作に終わった…。
『何もかもを満たそうとして何もかもが満たせなかった』…ままある故事だ…。
『全ての人から【良い人】と思われようとすると、全ての人から【どうでもいい人】に思われがちである』…たかみなの故事だ(笑)
ま、まあ『たかみなの故事』はともかく(汗)そうした諸々の故事と『フォールディングバイクの汎用性』が被る感じがして、漏れはフォールディングバイクに好感が持てなかったのだ…。
ましてや…高い!
かのブロンプトンなんて『20万30万はざら』なんですぜ!
どう考えたって『大人の玩具』だろそれ?
ブーンって唸って女の股間でも刺激してりゃいい代物だわ!(それは違う『大人の玩具』だろーッ!!!)

でも…『福島行』を控える様になって『漏れのフォールディングバイク感』が変わった!
『フォールディングバイクの汎用性』が素晴らしいものに見えた!
だから…上掲画像にあるかの『大人の玩具』(笑)ブロンプトンすら視野に入れた程だった!(『一瞬で却下』しましたけどね…だって…お高すぎ…)
フォールディングバイクなら…福島に持っていける!
フォールディングバイクなら…簡単に輪行できる!宿舎室内にも置いておける!!
そりゃ〜走行性能はアクアやフェルーカには及ばないかもしれないけど、『福島行』での走行は『片道5km、往復10kmの通勤走』と『被災地見学走』に限られるのだから、そんなに高い走行性能なんか必要ない!
問題は『福島から帰ってから持て余さないか?』という点だが…案外使うんじゃないかな?
『折り畳んでの輪行』に慣れれば行動範囲が広がってあちこち行きそうな気がする…雑誌『自転車人』で見た『谷根千昭和紀行』てなポタリングにも最適だ!
そうそう!いつもナニしに行ってる吉原(笑)をポタリングするなんてのも『あり』かもよ♪(これは皆さんご存知の通り既にやった←笑)
それに…フォールディングバイク購入を契機に失われて久しい自転車への情熱(おい!)も復活するかもしれない…。
とにかく…全てが素晴らしく見えた…。
フォールディングバイクさえ買えば何もかもが上手くいきそうな気がした…。
フォールディングバイクさえ買えば…遅れに遅れているケコーン(笑)だって夢じゃない!かもしれない…(何でそう思う?)
「フォールディングバイク…欲しい…でも…知識がない…」
「じゃあ…とりあえず『実車』見てみようか?」
そう思った漏れは、4月下旬に某ワイズロード入間(相変わらず『某』を付ける意味ない表記←笑)に足を運んだ。
Bpsさんとこに行かなかったのは『フォールディングバイクの実車展示をしていない』と知っていたからだ。
「実車を見て『フォールディングバイクが自分にとって本当に必要か?』という事と『その購入意欲は本物か?』という事を見極めたい…」
そう思ったのだ…。
そんな流れで向かった某ワイズロード入間(笑)で、漏れは『運命的な出会い』をした…。
即ち…

このフォールディングバイクに恋をした…(ボードウォークじゃねえじゃん!!!)
続く…。
(6月24日7時37分補記完了!皆さんどうもお待たせしました…←平身低頭)